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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

砥石と切れ味

2011年02月08日 19時56分04秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り
今日の写真は砥石です。

右側から荒砥ぎ用、中砥ぎ用、仕上げ砥ぎ用の三つと、一番左の小さいのは、鎌砥ぎ用砥石です

写真をクリックすると大きく見えます。

刃物を砥いだ事がある人の殆どは、荒砥ぎ、中砥ぎ、仕上げ砥ぎ用の砥石があることを知っていると思います。

僕らが子供の頃は全て天然石でしたが・・・最近は殆どが人造砥石になっています。

人造砥石は製品が均一で割れにくく、安価で助かります

僕もそれほど知らないんですが・・・・

砥石の場合「粒度」と言うのがあって、それは一定の角に幾つの粒子が入るかで決めるようですが・・・荒砥ぎ用だと粒度が100から400くらい。

中砥ぎ用で500から1200位、仕上げ用はそれ以上で2000から10000位まであるようです

5000以上を「超仕上げ用」などと言ったりするようですが・・・

参考までに、刀剣の場合は10000以上で仕上げるそうです。

天然の良い砥石だと10万円とか50万円すると言うから・・・驚きますね

人造の場合でも5万円もするのがあるそうですが

さてさて、なんでそんなに高い砥石が売れるかと言うと・・・・

高い砥石は全て「超仕上げ用」なんですが、粒子が小さい砥石で研ぐほど、表面が鏡の様に仕上がるだけでなく、切れ味と切れる期間が違ってきます

その差は歴然としていて・・・どんな高級刃物でも仕上げの砥石が悪ければそれほど切れません

反対に大した刃物でなくても、最高級の砥石で仕上げると驚く様に切れるんです

だから・・・刃物より砥石の方が高いんですが・・・一流の大工さんが、あの薄く長く削れるカンナ、あれは腕もありますが砥石が大きく関わっているんです。

そんな事で・・・・砥石の重要さが解って貰えたと思います

が・・・普通家庭で使う包丁類の場合、柔らかいものしか切りませんから・・・中砥ぎ用位で良いとされています。

勿論、最近僕がハマっている鉈も「叩き切る」ので「中砥ぎ」で良いとされています

しかし・・・家庭の包丁も鉈も、仕上げ用で砥いでいけない訳ではありませんから・・・

今日は全ての家庭の包丁類と鉈類を研ぎました

家庭用は全部で20本近くありました(半分は安くても良く切れる100円ショップ製)

それを・・刃の痛み具合を見て、荒砥ぎからしたり、中砥ぎから始めたり。

でも全ての刃物を♯3000の仕上げ用砥石で研ぎ上げました

今まで中砥ぎ用でしか砥いで無かったので・・・

美由紀は・・・「切れ過ぎる」と言いながら・・・多分喜んでいるのでは??

♯10000で研いだら・・・鉈や包丁がどれほど切れるのか、試してみたい気もします

朝、息子と三人で鍛治ヶ峰に登りました

後は終日、砥石に向かってました

イタチに獲物を横取りされてから・・・コボチ罠から獣のニオイがするらしく
成果がありません
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