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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

阿呆鎌と刃物砥ぎ

2011年02月11日 22時24分28秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り
徳島県全域でそう呼ばれているとは思わないけれど、僕が生まれた勝浦川沿いの地域や隣りの那賀川沿いの地域では、一種の刃物を「アホウガマ」と呼んでいます

ホロホロ3世で日本からハワイに向う途中で何度か見ましたが・・アホウドリはなかなか飛び立つ事が出来ないから、アホウの名を冠しているそうですが

飛んでいる姿は非常に立派で、大きくとても阿呆などと言えません

それどころか、それに憧れて僕などは自分の船(以前持っていた大きな漁船タイプの遊び船)に「信天翁」と名付けた程です。

「放鳥したアホウドリが帰ってきた」と言う嬉しいニュースもありましたが、それは置いといて・・・

「阿呆鎌」は山仕事で使われる刃物ですが、鉈と鎌を合わせて、割ったような形と使い方で「阿呆でも上手に使える」事から付いた名前だそうです(写真の下)

そんな阿呆鎌をナカヤ氏が「刃先と柄が折れて使わないのがあるから上げる」と昨日言っていたのを持って来てくれました

実は今日も朝から五時間掛けて秘密の鉈を大幅改良するのにサンダーで削り、砥石で砥いでやっと仕上がったばかりだったんです(写真の上)

でも・・・その阿呆鎌も仕上げたくて

先ず刃をサンダーで削って修正

先が折れているのを完全に直そうとすると刃が減ってしまうので、それは使いながら少しづつ砥いでいく事に。

柄は100円ショップで「何かに使えるかも?」と思って買ってあった麺を打つときに使う棒を利用することに

そして、ナカヤ氏にも手伝って貰って四時間ほど掛かりましたが、大体仕上がりました。

しかし「刃物を研ぐ」のは難しいです。

今回も包丁を20本以上、鉈も何本か研ぎましたが・・・そしてそれなりに切れるようにはなるんですが・・・ナカヤ氏の様には出来ません

元々僕は男兄弟三人の中でも一番下手でした。

だから時には弟にまで頼んで砥いで貰っていたほどなんです。

僕の事ですから何でも一生懸命、頑張るんですが・・・道を覚えるのと、刃物を砥ぐのはうまく行きません

それで、鉈は時間を掛けて何とか出来たんですが、阿呆鎌の方は時間に追われていたのに思うように刃が付かず、ナカヤ氏に手伝って貰いました。

彼がすると不思議に刃が付くんですよね~

夜になって・・晩酌も夕食も風呂も済ましたけれど・・・

気になって工作場へ行き、刃が付かなかった理由を調べていたら・・・

どうもサンダーで削った角度が悪いようなので

悩んだ末、またサンダーを掛けてしまいました。

サンダーを掛けてしまうと・・・また一から砥石で研がなければならないんですが・・・

明日も頑張ります

写真は今日も刃物で申し訳ないですが・・・

上が改良し完成した秘密の海老鉈で、下がナカヤ氏から貰って柄を付け、砥ぐので苦労している阿呆鎌です

写真をクリックすると大きく見えます。

「昇鎌」とも呼ぶようですね








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