昨日は、石鎚山ロープウェイ乗り場より奥の、瓶ヶ森登山口「東の川」に移動したら、電波が全く届かずブログのアップが出来ませんでした
山に登り始めると、電波が入らない登山口も多いので、もしアップできてなくても心配しないでください
僕の場合・・・滅多な事では死にませんから
でも・・・今日は危なかったです
「瓶ヶ森」は標高1896メートルで石鎚山の近くにあって、石鎚山が最高に見える山なんですが・・・
登山口が三箇所あります。
一番多くの人が行くのは標高1650メートル、瓶ヶ森林道の登山口からで、ここからだと非常に楽に登れますが・・・林道が閉鎖されている恐れがありました。
そこで「東の川」登山口に行きました。
駐車場に着くと、近くの家の人が来て・・・先週雪がだいぶ降ったし、今年は雪が多く、このコースは急だから止めた方が良いのでは・・との事
でも折角来たから・・登れる所まで登ろうと・・アイゼンを持って今朝の六時四十五分出発しました
標高差が1400㍍あります
山に登っている人は解りますが、標高差が千メートルを越えると「気合を入れる」標高差です。
それが・・・雪が多いとなると、登山道も解らなくなるし・・アイゼンを履いて登るのは疲れます。
今の季節のこの辺の雪渓は良く「底が抜けます」
雪渓の底が抜ける状態と言うのを説明すると・・・雪は谷に深く溜まります。
V字になっている所に雪が集まるからなんですが・・・それが・・・地熱で雪が溶け始めると・・・下は水が走って空洞になっているけど、上は雪が覆っています。
外の温度も上がり、雪渓の雪が薄くなると・・・上を通ろうとすると
抜けて・・・谷へ落ちるんです。
北アルプスの大きな谷だと、出てこれなくなったりもしますが・・・ここらの山ではヒザか太腿位まで落ちれば、底に着きます。
でも何十回と落ちますから・・・時間が掛かるんです
それと・・・何より怖いのは滑落です。
足を滑らすと・・急斜面ですから・・あっと言う間に何十メートル、何百メートル落ちてしまいます。
そんな所は、大抵が谷なので・・・かなりの確立で・・・あの世まであっという間に滑っていきます
美由紀もうるさいし・・途中で何度も引き返す事を考えました。
それでも・・・そんな登山道(約3割)を、五時間掛かって頂上に着きました
登り始めた時は濃いガスの中でしたが、頂上に着くと太陽も出て・・雲の間から石鎚が少しですが・・・何度も見えました
弁当を食べて・・・道が悪いので・・・早めに下山開始。
少し下ってから雪が始まります。
登って来た時から比べると・・随分雪が柔らかくなっていたので・・・
カカトに力を入れて・・・・アイゼンを履かずに雪渓を下っていました
トラバース(横切る)している時です。
ほんの少し足がもつれたと思った時は・・・
もう滑り落ちていました。
滑り落ち始めると・・・止める事は非常に難しいんです。
柔らかくなっていると思った雪も・・手を思いっきり突っ込んでも刺さりません
靴を蹴り込もうとしても止まりません。
20メートル、50メートルとドンドン落ちて行き・・・
こんな場合、大抵先では滝になっているから・・・
困ったな~・・・と
そしたら・・・ちょうど枝が横に伸びて、雪渓の上を横切っているのを見つけ
それに両脇で掴まりました
一度止まると・・・後は気をつけて移動すれば済みます。
ただ上に上がるのは難しいので、横に移動して・・・無事登山道へ戻り、下山してきた美由紀に散々けなされながらも登山口に着く事が出来ました
良質の湯で有名な石鎚温泉に入って・・・
今日石鎚山を目指したけど途中でリタイアしたと言う、地元の人から、雪が多くて今ロープウェイからのコースは危険すぎると聞き、今日の滑落もあったので、今回は止める事にしました
現在石鎚SAと道の駅が合体したような所に来ています。
明日は洗濯などをして・・・また次の登山口へ移動します
今日の写真は雪は少なくなっていますが、斜面を下る美由紀です。
(ここでも足を滑らすと大変ですが、もっと危ない所では写真も写せません)
写真をクリックすると大きく見えます
山に登り始めると、電波が入らない登山口も多いので、もしアップできてなくても心配しないでください
僕の場合・・・滅多な事では死にませんから
でも・・・今日は危なかったです
「瓶ヶ森」は標高1896メートルで石鎚山の近くにあって、石鎚山が最高に見える山なんですが・・・
登山口が三箇所あります。
一番多くの人が行くのは標高1650メートル、瓶ヶ森林道の登山口からで、ここからだと非常に楽に登れますが・・・林道が閉鎖されている恐れがありました。
そこで「東の川」登山口に行きました。
駐車場に着くと、近くの家の人が来て・・・先週雪がだいぶ降ったし、今年は雪が多く、このコースは急だから止めた方が良いのでは・・との事
でも折角来たから・・登れる所まで登ろうと・・アイゼンを持って今朝の六時四十五分出発しました
標高差が1400㍍あります
山に登っている人は解りますが、標高差が千メートルを越えると「気合を入れる」標高差です。
それが・・・雪が多いとなると、登山道も解らなくなるし・・アイゼンを履いて登るのは疲れます。
今の季節のこの辺の雪渓は良く「底が抜けます」
雪渓の底が抜ける状態と言うのを説明すると・・・雪は谷に深く溜まります。
V字になっている所に雪が集まるからなんですが・・・それが・・・地熱で雪が溶け始めると・・・下は水が走って空洞になっているけど、上は雪が覆っています。
外の温度も上がり、雪渓の雪が薄くなると・・・上を通ろうとすると
抜けて・・・谷へ落ちるんです。
北アルプスの大きな谷だと、出てこれなくなったりもしますが・・・ここらの山ではヒザか太腿位まで落ちれば、底に着きます。
でも何十回と落ちますから・・・時間が掛かるんです
それと・・・何より怖いのは滑落です。
足を滑らすと・・急斜面ですから・・あっと言う間に何十メートル、何百メートル落ちてしまいます。
そんな所は、大抵が谷なので・・・かなりの確立で・・・あの世まであっという間に滑っていきます
美由紀もうるさいし・・途中で何度も引き返す事を考えました。
それでも・・・そんな登山道(約3割)を、五時間掛かって頂上に着きました
登り始めた時は濃いガスの中でしたが、頂上に着くと太陽も出て・・雲の間から石鎚が少しですが・・・何度も見えました
弁当を食べて・・・道が悪いので・・・早めに下山開始。
少し下ってから雪が始まります。
登って来た時から比べると・・随分雪が柔らかくなっていたので・・・
カカトに力を入れて・・・・アイゼンを履かずに雪渓を下っていました
トラバース(横切る)している時です。
ほんの少し足がもつれたと思った時は・・・
もう滑り落ちていました。
滑り落ち始めると・・・止める事は非常に難しいんです。
柔らかくなっていると思った雪も・・手を思いっきり突っ込んでも刺さりません
靴を蹴り込もうとしても止まりません。
20メートル、50メートルとドンドン落ちて行き・・・
こんな場合、大抵先では滝になっているから・・・
困ったな~・・・と
そしたら・・・ちょうど枝が横に伸びて、雪渓の上を横切っているのを見つけ
それに両脇で掴まりました
一度止まると・・・後は気をつけて移動すれば済みます。
ただ上に上がるのは難しいので、横に移動して・・・無事登山道へ戻り、下山してきた美由紀に散々けなされながらも登山口に着く事が出来ました
良質の湯で有名な石鎚温泉に入って・・・
今日石鎚山を目指したけど途中でリタイアしたと言う、地元の人から、雪が多くて今ロープウェイからのコースは危険すぎると聞き、今日の滑落もあったので、今回は止める事にしました
現在石鎚SAと道の駅が合体したような所に来ています。
明日は洗濯などをして・・・また次の登山口へ移動します
今日の写真は雪は少なくなっていますが、斜面を下る美由紀です。
(ここでも足を滑らすと大変ですが、もっと危ない所では写真も写せません)
写真をクリックすると大きく見えます