outdoor life by mizota

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隠れキリシタンの生月島(いきつきしま)

2013年05月09日 20時51分37秒 | 退職生活
長崎に来ると「隠れキリシタン」の地区が普通のように、あちらこちらにあります

それが島だと「隠れキリシタンの島」と呼ばれるんですが・・・平戸島も生月島も、そんな隠れキリシタンの島です。

そしてそんな地区では、秀吉の時代から始まった弾圧で、多くの人達がキリスト教を信仰してると言う理由で殺されています

例えば「踏み絵」が出来ず、キリスト教を信仰してると、解ってしまった人や・・・改宗するように言われても、しなかった人達。

そんな理由で殺された人達を「殉教者」と言うんですが・・・そんな人達を祭ったところも、あちこちにあります。

しかしそんな中、弾圧から逃れて、禁止されていた400年近くもの間、隠れて信仰を続けた人も多いと聞いていたので・・・

僕は長崎に来てあちこちを周るまで、有名な隠れキリシタンの地区では、ほとんどがクリスチャンだろうと思ってました

でも・・クリスチャンの人の割合は、他の都道府県より多いようだけど、ほとんどの人達は弾圧に負けて「改宗」したのか、お墓を見る限り、殆どが仏教のようでした。

しかしお墓が仏教だっても、信仰してる人は殆どいないのが日本です

だから最近の日本では、神父さんと坊さんが協力して、一緒に信者を呼んで教会やお寺でカラオケなんかして「信者を増やそう」と努力してるとテレビでやってましたから・・・

経営的に大変なんでしょう

昔のように「殉教」できるような信者は、殆どいないでしょう。

日本では神も仏も「お金」

お金の為に死ぬ人は沢山いますが・・・お金は車も宝石も買えるけど、信仰でそれらは買えないから・・・でしょう

僕も信仰が出来なかった人なんですが・・・

さて今日の僕らは、遣唐使達がこの島に着くと「息つき」したから「いきつきしま」と呼ばれるようになったと言う生月島に行きました

カーナビでは200円必要と言ってたのに、無料だった「生月大橋」はこの形式の橋では日本一なんだそうです。



道の駅から写したんですが、そこには天皇陛下が来た時に詠んだ歌がありました



生月島に着くと、目立つのが・・この観音さん。 大きいでしょ、美由紀が写ってるから比較してください。



その観音さんの所の鬼瓦が、沖縄風と似ていたと言うか・・



島の反対側の有名な断崖「塩俵断崖」



古い火山の溶岩だそうですが、柱のように一本一本が分かれていて六角、また縦だけでなく横にも割れて・・・下の方に小さくなったカケラがあるのを見てください。

自然は偉大? 巨大観音さんを見た後だったので、そんな事を考えました。

「ガスパル様」と呼ばれているガスパル西氏と妻、長男が一番最初に殉教した場所を聖地として崇め、これが建てられたそうです。



そのレリーフをアップで写しました



他にも観光して・・・生月島を出発、本土と平戸島を結ぶ平戸大橋も無料になってました。



そして源平合戦(壇ノ浦)で有名な「松浦水軍」の松浦党の故郷、と言っても「松浦市」なんですが・・・

松浦市を地図で見ると、水軍の名残で??、湾の海辺ぐるっとと沢山の島々だけが「松浦市」なんです

面白いでしょ

そこの道の駅が今晩の寝場所となっています















コメント
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