嘘を嘘で塗り固めた鳩山内閣や民主党は、とんでもないトリックを使って逃げ切ろうとしている。米軍の普天間基地の移設問題で、基地機能の5割を県外にもっていくということで決着を図りたい意向のようだ。しかし、まず前提としては、名護市などにある米軍キャンプ・シュワブ陸上部の案と、うるま市のホワイトビーチ沖合埋め立て案のどちらかを選択した上でのことである。演習とかを県外でやるという話で、主力は県内に置かれるのである。しかも、このドタバタ劇は、米軍排除ということで一貫しており、日本の安全保障上のことをまったく無視している。県外という言葉のつじつまをだけを合わせようとしているだけだ。さらに、今回の場合は巧妙な情報コントロールがなされた気がしてならない。まず産経新聞が早い段階で報じた後に、他が一斉に後追いの報道したからだ。トリックをかけるには、揚げ足をとりたがる産経新聞にに第一報を流すのが鉄則である。そうすれば、特ダネをもらった手前、ケチをつけにくいからである。しかし、いくら国民を騙そうとしても、毎度同じようなことをしていては、結局は見透かされるだけなのに。それでも取り繕うとするのだから、やっぱりやることはお子様内閣だ。
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