草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いかに時代にそぐわなくても公選法を守るのが保守派だ!

2012年12月05日 | 政局

 原則的にはマスコミしか選挙のことは報道していけない。とくに選挙情勢については禁止されている。だからこそ、安倍晋三自民党総裁もfacebookの更新をストップしたのだろう。私は一日も早くネット選挙を解禁すべきだと思っている。ネットの力に支えられた安倍総裁などは、さぞかし悔しい思いをしているに違いない。公示後にはフィード購読者は12万人にも達しているわけだから。しかし、いかに悪法であっても、それを守るということが国民の義務なのである。それを守らなければ、公職選挙法にのっとって、罰せられるのはしかたがない。日本維新の会の代表代行である橋下徹大阪市長が、ツイッターで書き込みを続けている。これから国を担う政治家として失格ではないだろうか。弁護士であるから、どうせ罰せられないと高をくくっているのだろう。私は橋下大阪市長が政策的にぶれることについては、あまり批判的ではない。本当の保守派であれば、足が地に着いた議論をすべきであり、徐々にながら一人前になりつつあるのを、それなりに評価しているからだ。保守派の原点は、小難しいイデオロギーではない。これまで受け継がれてきた日本人のコモンセンスを踏まえているだけだ。奇抜なことを主張して、大衆に迎合したり、扇動したりするポピュリズムの政治とは無縁だ。常識人の重みを高く評価するのが保守派なのである。ネット選挙を解禁すべきだとしても、だからといって、法を破っていいはずはないのである。


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戦後の呪縛から解放され日本が一つになる時代が到来した!

2012年12月05日 | 思想家

 まだまだ日本人の多くは、戦後体制からの脱却に抵抗があるのではないか。お花畑のなかで安穏として暮らしていられれば、それに越したことはないからだ。しかし、それはかなわぬ夢でしかない。悲しいかな現実は、それほど甘くはないのである。昭和36年に段階で、戦後体制から決別すべきことを説いていた思想家に、松永材がいる。彼は公然と「日本は自己喪失の重患にかかっている」(『尊皇維新の論理』)と批判したのである。いよいよ池田内閣の所得倍増政策によって日本が高度経済成長に突入し、バラ色の夢が描けた時代にもかかわらず、異議を唱えたのである。そして、日本国内で国論が分裂して、政治が機能していないことを嘆いたのである。国土が分断されていたわけではないが、アメリカ党や中共・ソ連党に分断されていることは、結果的に二つの国家があると同じだというのだ。昭和20年8月15日を境にして、日本が国家でなくなったのは、多くの国民がアメリカニズムと共産主義の虜になったからだ。そこで忘れられてしまったのは、私たちが日本人であるという原点だ。今なお日本人のなかには、アメリカの一つの州になればよいと主張する人がいるし、中共の侵略を容認するむきすらある。戦後67年を経過して、ようやく日本人が一つにまとまろうとしているのだ。それに横槍を入れる勢力を排除するのは、日本人であれば当然のことである。長いトンネルを抜けて、日本の夜明けがやってくるかどうかは、私たち一人ひとりにかかっているのである。


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