原則的にはマスコミしか選挙のことは報道していけない。とくに選挙情勢については禁止されている。だからこそ、安倍晋三自民党総裁もfacebookの更新をストップしたのだろう。私は一日も早くネット選挙を解禁すべきだと思っている。ネットの力に支えられた安倍総裁などは、さぞかし悔しい思いをしているに違いない。公示後にはフィード購読者は12万人にも達しているわけだから。しかし、いかに悪法であっても、それを守るということが国民の義務なのである。それを守らなければ、公職選挙法にのっとって、罰せられるのはしかたがない。日本維新の会の代表代行である橋下徹大阪市長が、ツイッターで書き込みを続けている。これから国を担う政治家として失格ではないだろうか。弁護士であるから、どうせ罰せられないと高をくくっているのだろう。私は橋下大阪市長が政策的にぶれることについては、あまり批判的ではない。本当の保守派であれば、足が地に着いた議論をすべきであり、徐々にながら一人前になりつつあるのを、それなりに評価しているからだ。保守派の原点は、小難しいイデオロギーではない。これまで受け継がれてきた日本人のコモンセンスを踏まえているだけだ。奇抜なことを主張して、大衆に迎合したり、扇動したりするポピュリズムの政治とは無縁だ。常識人の重みを高く評価するのが保守派なのである。ネット選挙を解禁すべきだとしても、だからといって、法を破っていいはずはないのである。
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