草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

会津の年の瀬 5首

2012年12月22日 | 短歌

盛り場のないみちのくのさみしさよジングルベルを遮りし山

かのときの年末なれば親子して会津乗合四つ角で下車

孫の声いとにぎやかになりたれば大酒飲みも頬をゆるめん

人並みに齢重ねて果てるまで本を読みたし読みたし本を

心なき身にも会津は情けあり町の灯りと「あがらんしょ」かな

 
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「天下ノ大勢」は安倍晋三総裁の自民党にあり!

2012年12月22日 | 思想家

 いくらマスコミが叩いても、「天下ノ大勢」は安倍自民党にあり、嫌がらせの域を出ない。神島二郎が『政治の世界』で書いているように、明治維新を成し遂げた者たちは、自分たちの行動を、天命と確信していた。神島によると、江戸時代の中心思想である朱子学には、理気の説があり、とくに気の説は「いちじるしく日本人の性向に合致したものらしく、これが一方では人の心の動きと関連させられ、他方では身体の動きと関連するものとして考えられ、しかも、それはたんに一人ひとりの個人について考えられるばかりでなく、ひろく天地自然の動きにも関連しており、これがさらに国家社会の動きをも規定するものと考えられるようになった」というのだ。藤田東湖の「生気の歌」がそれを代表しているといわれる。「天地正大の気枠然として神州に鍾(あつま)る、秀でては富士の嶽となり巍々として千秋に聳ゆ」が幕末の志士に愛唱され、いつしかそれが個人のレベルを超えて、最終的には徳川幕府を倒したのである。それと同じことが今日本で起きているのだ。安倍晋三総裁への嫌がらせは、「天下ノ大勢」を理解しない、さかしらな心から出ており、あくまでも守旧派の抵抗勢力でしかない。日本が危機に直面すると、そのたびに日本人は生気を取り戻し、日本を再生させてきた。「天下ノ大勢」が後押ししてくれるわけだから、恐れることなく、安倍総裁は指導力を発揮すべきだろう。


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