草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

防衛大綱見直しで安倍首相が尖閣を守り抜く決意表明!

2012年12月27日 | 安全保障

 安倍首相は就任早々、防衛大綱と中期防の見直しをするように、小野寺五典防衛大臣に指示した。日米同盟を基軸にしながらも、日本自らの手で尖閣諸島を守り抜く決意の表明である。安倍首相はやるべきことはやるのだ。中共の挑発は目に余る。領海侵犯どころか、最近では領空侵犯するまでにエスカレートさせてきている。森本敏前防衛大臣が離任あいさつで、「日本はそう遠くない時期に国家安全保障上の試練を受けるのではないか」と述べた。それだけ中共や北朝鮮の脅威が切迫していることを、多くの日本国民に知って欲しかったのだろう。サヨクやマスコミが言っていることは、そうした現実に目を向けず、日本が「右翼国家」になるかどうかを問題にしているわけだから、ピンボケにもほどがある。森本前防衛大臣は、野田佳彦首相に請われて民間から入閣したが、一日一日背筋が凍るような思いをしたのではなかろうか。ようやく、安倍政権が誕生したことで、国を挙げて危機に対処する環境が整いつつある。中共が海軍を繰り出す事態になれば、海上保安庁にばかり重荷を負わせることはできない。海上自衛隊が活動しやすいように、法律を全面的に改正することも必要だろう。中共の出方を見守ることも大事だが、準備を怠ってはならない。まずは虎の子である潜水艦を配備し、24時間監視を続けるべきだろう。こちらも魚雷などの武器を持っており、簡単には手が出せないはずだ。さらに、習志野の空挺部隊をいつでも派遣できるように、前線基地を沖縄に設けるべきだろう。いざとなれば、日本人は一致結束して外敵と戦うのであり、簡単に白旗は揚げないのである。守りがしっかりしていれば、日本国民に覚悟があれば、侵略を思いとどまらせることもできるのである。


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安倍首相に求められるのは力強い決断と創造的な行動力だ!

2012年12月27日 | 思想家

 安倍第二次内閣がスタートした。私は会津人であるが、長州人の安倍晋三首相にエールを送りたい。葦津珍彦が『永遠の維新者』で述べていたように、危機的状況であればあるほど「変革期に相応しい力強い決断と創造的な行動力」が求められるのであり、それを命懸けでやってくれるのは、安倍首相しかいないからだ。幕末期において、長州などの倒幕派と比べて、会津などの幕府方は、天皇への忠誠や開明的な新知識の面では、それほど違いがなかった。断じて会津は賊軍ではなかったのである。にもかかわらず、片方が勝者となり、片方が敗者となったのは、「政治的なものであったと思う」と葦津は書いている。「政治とは、いうまでもなく人間の社会行動である。この行動する主体(人間)が問題である。同じ思想、同じ政策をもって行動するにしても、その行動の主体の優劣によって政治の事実はまったく異なったものとなってしまう」からだ。会津が敗れたのはその点で劣っていたからである。倒幕派は「必死の地において、政治的主体の強化確立」を目指した。それまでの惰性に甘んじ、決断を先送りしていた幕府側とは大違いであった。政治力では倒幕派の方がはるかに優っていたのだ。「長薩では、攘夷を決意すれば、敢然として黒船と戦うを辞さぬ。停戦和平の必要をみとめれば、急展開する能力もある。藩内に異論が起こり紛糾すれば、断固たる政治力をもって、無理にでも統一を回復するだけの生命力をもっている」からこそ、長州と薩摩が倒幕派の中心となることができたのだ。長州人である安倍首相はそのことをよく知っているとは思うが、安倍第二次内閣で問われるのは、政治力のあるなしなのである。


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