竹島の日の来年2月21日、政府主催の式典を開かない。自民党幹部の話として、それが報道されると、安倍晋三自民党総裁を批判する声が、サヨクから上がったのには嗤った。安倍総裁を応援した保守派が怒るのは理解できるが、彼らの出る幕ではないだろう。まだ総理大臣にもなっていないのに、攻撃するためには何でもありなのである。安倍総裁の意向を無視して、現実重視の取り巻きがアドバルーンを揚げている可能性もある。とくに、石波茂幹事長は、北の暴走を思いとどまらせるために、韓国との連携を重視しているし、連立を組む公明党にも気を遣わなくてはならないのだろう。日本と韓国は綱引きをしており、日本が譲歩する気配を見せて応じなければ、今度は強く出ればいいのである。今の段階では何も安倍総裁語っておらず、流動的な面も残されている。韓国は北の浸透工作によって、国内が分裂状態である。いくら日本と関係改善をしようとしても、すぐにはできない事情がある。それを考慮してやるのもありだろう。私は毅然たる態度をとるべきだとは思うが、安倍政権がスタートしていないので、今後の成り行きを見てからでも遅くはないだろう。今の段階でも、安倍総裁の一挙手一投足に国民の関心が集まるわけだから、大変なプレッシャーである。頭を抱えてしまったのは、マスコミではなかろうか。「極右の頭目」とのレッテル貼りができなくなるわけだから。
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