今日午後1時15分頃と20分頃に、2隻の中共の海洋監視船が尖閣諸島・久場鳥沖で日本の領海に侵入し、海上保安庁の警告を無視して、現在も航行している。日本が総選挙に突入している時期を狙って、軍事的に挑発してくることも考えられ、尖閣諸島周辺は風雲急を付けているのだ。私が危惧するのは、民主党政権のうちに、既成事実化をごり押ししてくることだ。武装工作員を上陸させれば、海上保安庁ではお手上げである。野田佳彦首相は自衛隊の投入を考えていないはずだ。今回の選挙戦でも、自衛隊を国軍として認知することで、侵略に対抗する気概を示すのではなく、それと逆のメッセージを出し続けている。武器の使用も辞さない覚悟を内外に示す勇気などは露ほどもない。抑止力にもなり、海上保安官の犠牲者を出さなくてすむのに、あまりにも危機意識が乏しい。日本人が選挙にかまけている今こそが、中共からすればチャンスなのである。武装工作員レベルであっても、地対空の携帯用ミサイルや機関銃などで武装していれば、手強い相手になる。民間人を装っていれば、日本側はけん銃やライフル銃で対抗するしかない。投票日まで後わずかである。そんな最悪のことにはならないとは思うが、警戒だけは怠るべきではないだろう。流血の惨事を防ぐためにも、一日も早く政権交代を実現させ、尖閣諸島の守りを強化すべきだ。侵略者が目の前に迫っているにもかかわらず、お花畑でいられる神経が私には理解できない。
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