草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

宏池会のプリンスであった加藤紘一も過去の人に!

2013年01月16日 | 政局

 正直に言えば私も、加藤紘一元自民党幹事長に期待したことがあった。総理大臣にしたいとも思ったが、それは買被りであったようだ。今日の毎日新聞夕刊で、加藤は山崎拓元自民党副総裁と対談し、二人して安倍晋三首相を槍玉に挙げているからだ。加藤が中共のロビイストでなければ、そこまではやれないだろう。尖閣諸島をめぐって、中共が軍事的挑発を繰り返しているのに、どうしてそれに口をつぐむのだろう。かつて自民党には、アジアアフリカ問題研究会とアジア問題研究会の二つが活発に活動していた。前者はハト派であり、後者はタカ派と評された。加藤の属したアジアアフリカ問題研究会が中共の言うままであったために、結果的に日本が窮地に追い込まれたのではないだろうか。毅然と国家として身構えなかったことで、中共に甘く見られてしまったのだ。加藤は60年安保騒動の世代である。デモにも参加したことがあるようだ。カラオケで歌うのは、「『イチゴ白書』をもう一度」と聞いている。戦後民主主義にこだわるのは、そうした個人的な体験もあるのだろう。しかし、それは日本を愛することではない。拉致被害者が帰国したときにも、北朝鮮に帰すべきだ、と主張したのは、自民党では加藤くらいであり、許せない暴言であった。私はTBRビルの加藤を訪ねたことがある。忙しそうに電話をしていたのが印象に残っている。あれから20年近い歳月が経った。加藤は小沢一郎と一緒で、もう過去の人なのである。


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軽減税率適用を求めて声明を出した日本新聞協会を嗤う!

2013年01月16日 | マスコミ評

 ほとんどの新聞社が消費税増税に賛成していたくせに、自分たちだけは軽減税率を適用して欲しいというので、日本新聞協会が昨日、わざわざ声明まで発表した。宅配制度に守られて、既得権益化している新聞を、どうして国が保護する必要があるのだろう。それ以前に、朝日新聞を始めとする大新聞は、社員給与の一覧表を公表すべきだろう。一日にわずか3、40行の記事を書くだけで、年収が1000万を軽く超すのであれば、それは貰い過ぎだし、そこにまた手当も付くのである。ネットを通じて、様々な情報に接することができる環境が整ったのであり、もはや新聞の時代は終わったのである。クオリティーを高めるしか、生き残る道はないのだ。そして、紙媒体としてではなく、ネットでの役割を再認識すべきだろう。そこでまともなオピニオンを発信するのであれば、金を払ってでも、ユーザーになってくれるはずだ。価値があると思えば、少々の出費は目をつぶるのである。ブロック紙や県紙にしても、なぜ購読しているかというと、死亡欄があるからだろう。それを見ていないと、付き合いに支障をきたす恐れがある。ただそれだけなのである。軽減税率適用の理由として、臆面もなくその声明で「活字離れによってリテラシー(読み書き能力、教養や常識)の低下が問題になっています」と書いていたのには嗤った。そんな上から目線だから、購読者が激減しているのである。


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