草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

寒波襲来の夜 5首

2013年01月18日 | 短歌

スマホにてブログ発信誤りて題名もなし文章もなし

歌詠みにあらぬ歌詠み外の雪しんしんの音をなぞらん

雪に暮れ闇にほのかな光あり会津盆地に人々眠る

うつそみも雪に埋もれてかじかみし鄙なる大地神降りたもう

四面雪死を願いたる人々に希望与えし手の温もりよ

 
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テロに対しては感情論より特殊部隊の創設こそ急務!

2013年01月18日 | 思想家

 国家を否定する人間に限って、今回のアルジェリアでのテロ事件のようなことが起きれば、「日本として何かできなかったのか」と批判するのだから、手が付けられない。在留邦人を守るために、国に特殊部隊の創設を求めるくらいでなければ、今後も悲劇は繰り返されるだろう。いくら感情論で批判しても、それだけでは、一向に解決策にはならないのである。そした事態に対処すべき、政策上の可能性こそ論じるべきだろう。テレビのコメンテーターの発言を聞いていても、顔をしかめて、深刻ぶったことを述べているだけだ。サヨクインテリも大差がない。江藤淳は、戦後の日本の知識人を痛烈に批判していた。中共の核実験の成功について言及した一文のなかで「新事態によってかきたてられた感情のおもむくところに身を委ねようというのは、一つには我が国の知識人が、被治者のポーズに馴れて、統治者の自覚に乏しいからであろう。だが、それ以上に、われわれが『平和』と『民主主義』という戦後の新しい国体の不可侵性に金しばりになっているためと思われる」(「新しい国体」)と書いたのだった。平和や安全を維持するには、継続した努力が求められるし、それなりの覚悟が必要なのである。江藤の「人が生きるとは、善のみならず悪をもおかしつつ生きるということである。それがどうして国家についても真実でないことがあろうか」(「同」)との言葉を、今こそ日本国民は噛みしめるべきだろう。


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テロリストの心情を人間の弱さに求めたエリック・ホッファー!

2013年01月18日 | 思想家

 北アフリカのアルジェリアにある天然ガス関連施設で、日本人を含む約40人を人質にして立てこもっていたイスラム武装勢力に対して、アルジェリア軍が昨日深夜、救出作戦に着手した。情報が錯綜しているが、中東のテレビ局アルジャジーラは、戦闘に巻き込まれて、人質35人が死亡したとも伝えている。正規戦であれば、勝った負けたが明確になるが、内戦になれば、勝者は存在せず、おびただし骸だけが残るのである。しかも、今回のイスラム武装勢力のように、宗教的な確信犯であれば、死を恐れることはないわけだから、次々と殉教者を生むことになるだろう。さらに、気を付けなくてはならないのは、孤立したテロリストを、陰でバックアップしかねない国家が、この地球上に存在するという事実だ。テロリストの心情に関して、エリック・ホッファーは『魂の錬金術』(中本義彦訳)で、独自の見解を述べている。「自己放棄によってのみ、われわれは唯一の真の重荷から逃れることができる。というのも、聖なる大義とどれほど一体化しようとも、はかない自己についての恐怖や戦慄ほど、現実的で激しいものはないからである。つねに取り返しのつかない死と背中合わせにある短命な自己ほど、重要なものはない。だからこそ、自己放棄は解放であり、救済のように感じられるのだ」。テロに走る者たちが、人間の弱さを引きずっているがゆえに、根絶するのは難しいのであり、これからもまた、悲劇は繰り返されるのである。


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