中共の軍用機が攻撃してこない前から、こちらが尻尾を巻く。そんなことが許されていいのだろうか。公明党の山口代表が「日中両国の軍用機が尖閣に近づくべきではない」と語った。これに対して安倍晋三首相は、テレビ朝日のテレビ番組で「基本的に尖閣上空は私たちの空だ。ここに自衛隊機が入る、入らないというのは、私たちが決めることだ」と明快に言い切った。民主党政権であれば、山口代表の発言に同調したはずだが、日本国民が安倍首相を誕生させたことで、中共に釘を刺すことになったのである。領空侵犯をしてくる中共の軍用機は、本来であれば撃墜されてもしかたがない。日本が攻撃してこないと思っているから、勝手な行動ができるのだ。中共の出方次第では、一触即発の状況が続いているが、あくまでも憲法上は、自衛隊は正当防衛でしか、バルカン砲や撃ったり、ミサイルを発射したりはできない。やられなければ、やりかえせないのである。過去に、ソビエトの爆撃機に、警告射撃をしたことがあったが、それだって、決死の覚悟で行ったといわれる。中共が本格的に仕掛けてくれば、航空自衛隊に犠牲者が出るのは確実視されている。思い余って、体当たりして、敵機の侵入を防ぐことも考えられるが、それでは過去の神風特攻隊と同じであり、あまりにも無謀である。日本侵略に向けた中共の野望は露骨になってきている。すぐに法整備をすべきだろう。ここで腰砕けになれば、最悪の事態を招きかねない。怯んではならないのである。
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