神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

「今日は何もしない」ができない

2024年08月12日 17時16分38秒 | ライフスタイル
 昨日は4時半に目が覚め、前夜はは22時半に寝たので6時間、十分だけどやることも無いから5時半までベッドにいた。
いつものルーティンをこなして、まだ涼しいので畑に出て収穫
スイカはやはり今年は失敗で、出来た数は6個だけど4個はまず食べるまでいかない、リンゴ大から少しも大きくならず、もう蔓が変色してしおれたので収穫
どうすりゃいいのかわからない
大きいのも蔓が変色したので収穫、でも900gしかない
他はキュウリを4本、オクラ1本、ししとう1本、キュウリは8月になってどんどんできてきて、毎日4本収穫だから食べきれない。
トータルで70本くらい取れたので昨年並みになった、ナスもまずまず取れているが、トマトが低調で未だ6ケ位で青いのが6ケ位収穫を待っているが、もうこのくらいでお終いだろう。
朝から「熱中症警戒アラート」が行政から出された、今日は外には出ない方が良い、まして3連休の中日だからまた流行って来たコロナの事もあるから家ごもりが良い
抗がん剤で感染症にかかる率が高まっているから、なおのこと大人しく
良い塩梅に10時からドジャースがあるし、その後は「鬼平」「西園寺さんは・・」「ギークス」「新宿野戦病院」など録画を見ていれば「女子マラソン」がスタートする、これで17時までは家でじっとしていられる。
ところが朝食作りが面白くなって1時間もかけてしまい、朝食は8時になった
それから抗がん剤を飲み、少し休んでブログネタの?の部分を補うために読書
そのうちにドジャース戦が始まり、ドジャースは勝ったが、追い上がる2チームも勝って、2位とのゲーム差は2.5ゲームのまま
すこしドジれば来週は3位まで落ちる可能性もある、大谷がホームラン以来、また停滞して打率も2割台に落ち込むおそれが出て来た、しかも今日で打率は2位に下がり、ホームランも追いつかれた。

どうも野球をずっと座って見ていることができない、襖が気になって仕方ない
4枚の内、2枚は終えて、あと2枚お盆前に終わらせたいがいつやる?
「今日でしょ」と言うわけで急きょ野球を見ながら襖張り、ところが糊が足りない、仕方なくホームセンターへ買い出しに
帰って来て、さっそく始めようと思ったが長椅子が邪魔で移動させなけりゃ、重い上につかみどころが無いので集中して「せーの」で腹に力を入れて速攻で動かした
すると今度は高さ1.8mのラックが邪魔に思えてきて、これを廊下に出すため、ラックの中の本やアルバムを全部出して、廊下に移動させた
そしてまた中身を戻して、それから襖2枚を小一時間かけて張り終えた
そうこうしていたらアマゾンに注文していた「のれん」が宅急便で届き、これもすぐにやりたくて3枚を各窓にセットした。
マラソンが始まった、マラソンは最初の1時間は見ていても、見ていなくても勝敗の行方は定まらないから退屈
退屈だから、今度は私がこの家に来る前から、色んなものが押し込んである押し入れの整理整頓を思いついた
冬物をしまうスペースを作りたかったらだ、押し入れに入っていたものを全て出した、ちょっとした小山が出来た
父のカメラだけで4台、三脚も出て来た、ファックス電話も2台、そのほかもう必要ないものもたくさん出て来たので、捨てるもの、またしまうもの、物置に持って行くものと分類
これでまた1時間、24歳初マラソンの鈴木選手が6位入賞、それも3位には52秒差、1位とも1分7秒差の大健闘、上位1位から5位までは世界のトップ選手ばかり、鈴木との持ちタイム差は7分くらい早い選手ばかり
それに39kmまで、くらいついて行ったのだから大したもんだ、まだ若いから次のオリンピック、世界陸上は大いに期待できる。

本当に暑い日だった、でも夕飯頃になったら少しは凌ぎやすくなったので、食事前にまた畑に出たら、またキュウリ2本、ナス1ケ収穫
トマトの枝葉も気になって、これを剪定、ついでに追肥して、水も撒いた
どうにも体は動きたくて困っている、やりたいこと、やるべきことが次々に出てきて明日も明後日もやってしまうんだろうな
お盆の支度も迫っている、14日には家に住職を頼んでお盆と母の8年目の読経をしてもらう、もう七年経つのか月日の速さを感じるばかりだ。



「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (167) 長尾家 80

2024年08月12日 07時39分24秒 | 甲越軍記
 天文二十年七月、景虎が上田攻めを命じたと聞いて諸士を城内に集めて評議した
「景虎が上田に攻め寄せるとの風聞があるが、われらはこれと戦うべきか、それとも和議をもって家の無事を保つべきか、その得失を各々腹蔵なく考えを述べて見よ」と越前守は諸士に問うた。
諸士は互いに顔を見合わせるだけで意見を述べる者が無かったが、やがて栗林肥前守、金子与十郎が進み出て言うには
「景虎は未だ二十二歳であるが強敵の長尾平六郎、逆徒黒田和泉守、金津伊豆守を討ち取り一国を平定した、これは尋常の事ではない
その上、知謀に長け、しかも豪勇の宇佐美駿河守を始め軍術に秀でた諸将が数多景虎に従っている
長尾平六郎は猛将の上、大身であったため、これに味方した諸将も府内勢と等しい程であった、しかも国内には黒田、金津らの逆徒も威を張っていた、それにもかかわらず景虎はこれらを成敗してしまった、これは人の力を越える偉業である、ましてや今の景虎はその時の十倍も力を増している
わが家は代々豪勇の家であるが、今の景虎に抗えるかどうかは胸に手を当ててみれば自ずと答えは見えているであろう
幸いに景虎の姉が未だに未婚で府中に在るので、五郎君との婚姻を申し出るべき、そうなれば五郎君は景虎の姉婿となり景虎は重く用いるでありましょう
そして表見は婚姻であるが、実は人質を得るに等しい、後日ことがあればこれを利用するのも宜しいでありましょう、もしお許しあれば臣これより直ちに使者として府内に赴き、和議を結んでまいりましょう」と二人口をそろえて言えば、越前守もこれに同意して意見に従った。

栗林肥前守、金子与十郎は景房の起承文をもって府内に至り、金津新兵衛の取次で房景、政景に二心無き胸の陳謝をして次いで婚姻の事を謀れば、景虎は「これより親戚同士が合戦することは欲していない」と言って二人に和議の成立と婚姻の承諾を伝えた。
両士は大いに喜び勇んで上田に馳帰り良き日を選んで、景虎の姉、御綾の方を迎えて長尾五郎政景との祝言はつつがなく納まる。
時に政景(後に越前守を継ぐ)二十六歳、御綾の方二十四歳、その容貌すこぶる麗しき美人の聞こえ在り
政景の最愛は限りなく、両家の千秋を唱え、萬歳を呼ぶ
九月上旬、房景、政景は府内の城に出仕あれば、景虎の歓びは絶頂となり
大いに饗応し因家の情は深まり両家の繁栄は日ごとに増大していくのである。