神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

なかなか休ませてくれない

2024年08月07日 20時06分26秒 | yottin日記
 パリ・オリムピック閉幕も、もう一週間を切った
開催前新聞を見たら、金メダル10ケ取れば株価が上がる、6ケ位なら下がると書いてあったが、ちょうど10ケに達した日に史上最大の株価下落が起こった
「こりゃ大外れ」と思ったら、翌日は最大級の値上がりと乱高下
「はて?」金メダル数と株価の因果関係は、とうとうわからずじまい
どうでもいいけど。

高校野球大会も今日始まり、オリムピックは日本が金を期待できる競技は女子やり投げの北口、男女レスリング、スケートボード、スポーツクライミングなど目が離せない
MLBもいよいよ50試合を切りプレーオフ進出争いが激しくなる、戦力ダウン中のドジャースは補強で凌いでいるが苦しい試合が続く
今日もライバルのフィリーズに負けて対戦成績が1勝4敗になってしまった
これがプレーオフなら敗退決定だ、大谷の三冠王、ホームラン45本、盗塁50
これも興味津々だ
そんなことで一日の何時間はテレビから離れられず、野球を見ながら襖張りをしている状態
買い物は医師の言うことを守って、人がいない時間帯に24時間スーパーへ行く
市役所から、高額医療の還付金請求の簡素化手続きの書類が届いたので、行って来た、毎回思うが市役所職員の対応は本当に良くなった、そもそも親切丁寧だ、いつも気持ちよく帰ってくる
対応が良いと言えば、宅急便の窓口も親切丁寧だ、昨日行って来たがやはり気持ちよい対応をしてもらった、ここでもPaypayで払ったが、あまりにも簡単すぎてびっくりした。

今日一番の酷い仕事は蔓草「やぶからし」との戦い
サルスベリの花の上にべったりと覆った「藪からし」ずっと続いた猛暑で見ていても手を出せなかった
昨日からようやく30度を下回って日差しも無くなったので、思い切って戦闘開始、まずは熊手で蔓草にひっかけて、引っ張り、太い蔓を手でつかんで引っ張る、サルスベリの花も多少ちぎれるが仕方ない
それにしても覆いつくしているから、引いても引いてもまだ上部には届かず
かなり処理したつもりだが、まだ覆っているように見える
根元の太い蔓も何本か切って、枯らし作戦も始めた。
「藪からし」は見た目はきれいで好きだ、少しガクアジサイの雰囲気もある
但し、庭の景観は荒れた藪のようになるので見過ごすわけにはいかない
2mくらいの時に発見して処理するのが良いのだが、今年は入院して、退院後も養生の為処理できなかった。
蜂も寄ってくるし、危険度もあるのだが、案外私は蜂とは相性が良い
逆に蚊のうるさいのには参る、ようやく体にぶら下げる農作業用の蚊取りを買ってきて少し楽になった。
少し涼しいとはいえ、15分も作業するともう汗だらけで体を冷水で拭いて、シャツを着替えなければならない

玄関周りを水まきする時が一番涼しくて楽しい
子供の頃、家の前は砂利と土の埃っぽい国道だった、下水の水をせき止めて長ひしゃくで水を汲んでは道路に蒔いて土埃の上がるのを防いだものだ
町の水まき自動車と言うのもあって、定期的に水を撒いて走っていた、スタイルはガソリンタンク車のようなものだった。
水を撒きながら、あれを思い出す。







「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (162) 長尾家 75

2024年08月07日 08時44分28秒 | 甲越軍記
 新山城落城に先立つ日の事、黒田和泉守、金津伊豆守の勢いは次第に衰えて来たので、越中の諸将に対して援兵を催促したけれども、景虎は先手を打って越中、越後の境界の市振に砦を築き、上田修理進を将と定め置く。
越中勢は無理押しもならずむなしく日が過ぎるうちに、新山城は陥落し、大将の黒田和泉も自決して果てる、これにより黒滝城の金津伊豆守は力を落し周囲には味方も無く孤立の様相となった。

ここに黒滝城を包囲していた宇佐美駿河、中条越前、館四郎兵衛の三将は高梨源三郎らが新山の城を攻め落としたと聞き地団太踏んで悔しがった
我らもいつまでここにこうしておられようかと心焦らせ、三将軍議に及び、速やかに黒滝の城に押し寄せて金津の首をねじり取ろうではないかと意気込み早速に支度に入った。

ところが間もなく、陣内に疫病が蔓延して死する者も出た、宇佐美駿河までもが病を得てしまった
これがためにむなしく包囲のまま月日が去り、ようやく夏に至って病は消え去り天文十八年五月二十四日、中条越前、館四郎兵衛とともに五千余人で黒滝の城攻めを始めた。
中条越前守が先陣を承って城に攻めかかれども城中より激しく矢玉が降りそそぎ、寄せ手はこれに阻まれて身動きすらままならず、討たれるもの多し
中条越前守は悔しく思い、自ら馬を走らせて先頭に立つも敵は鉄砲だけでなく、大木、大石を転がして寄せ手を拒む
中条勢の死傷は累々と城門前に重なり身動きもならぬ、進退窮まった中条越前守に、宇佐美は使者を走らせて「急ぎ後方まで引き上げるべし」
中条越前は悔しき思いにかられたが、いかにもならずしぶしぶ後方に陣を移した。

これより宇佐美駿河は、いたずらに死者を出さぬために城際に寄せることを禁じ、やや後方より鉄砲を撃ちかける作戦に変えた。
その様子を城方は見届けて「さては府内勢は攻めあぐみ、遠巻きにして我らを兵糧攻めにする気らしい、されども敵陣を見るに兵士らは甚だ退屈の体に見える、士気も緩んでいるようだから今宵は夜討ちを仕掛ければ必ずや敵は混乱するに違いない」と勇み立った。