8日、日曜日いつもの如く、夜の宴会予約は無く、珍しい事に月曜、火曜も閑で
気分的に空虚だった・・・・・だが逆転の発想・・・・・・一人旅に出るチャンス」と思った
それも明日朝から一泊二日で
思い立てば吉日で、社員に急遽旅立つことを伝えて、月曜日は臨時休業に
そして、すぐに宿の予約をした、本命の大田原の温泉宿は急すぎて対応出来ず、宇都宮の
ルートインを予約した
それからルート作り、目的は大まかに四つ 1.フクロウ神社(鷲子山上神社) 2.馬頭町小口
3.大田原市黒羽 4.雲巌寺
フクロウ神社への理由は、四年ほど前にフクロウ(みみづく)が我が店の玄関に突然やってきて、
玄関先で10分間立ち続け私とマネージャが対面、ドアを開けても、写真を撮っても、
後ろに回っても身動きせずにずっと居たのだった。
何らかの天啓を感じてネットで「フクロウ 神社」で調べたら、この神社がヒットした しかも
この神社は、我が父を育てた義祖父(父の祖母の後添え夫)が生まれた栃木県の町と、
養子に行った茨城県の村にまたがっている神社だったのだ
不思議な因縁を感じずには居られなかった、それで是非一度は・・と思い4年が経った
2はその義祖父の生まれ故郷 3は我が家のルーツの地 4は有名な由緒ある寺
このフクロウが私のブログのタイトル写真になっている
行くのはいいが、台風が関東直撃で、栃木のルーツ周辺も通りそうな感じで心配もあるが
それでも最後のチャンス!行くしか無い
天気予報を徹底的にに調べたら、私が台風を追う形で、明日の午後に向こうに着くならば
天気が回復していることがわかった、火曜日も午後までは快晴らしい
だが午後着だと果たして目的の神社にたどり着けるかわからない・・考えても仕方ない
行くしか無いのだ
翌朝、こちらは小雨、風も無い、走るには良い日だ、10時に出発した
関越道に出た理由は昨日書いたとおり、それは正解だった
途中で蕎麦を食べたり、休憩をしたりしてのんびり行ったものだから、結局この日の
見学は諦めた、そして日帰り温泉へ
民家を改装したような感じで、いかにも農家風 温泉を掘り当ててまだ20年は経っていないとか書いてあった
風呂は男女一つずつだが、食堂や休憩室もあって地元のオアシスのようだ

今時、珍しい秤が置いてある

高速道、宇都宮ICで下りたから、ホテルも近いと思ったが、とんでもはっぷん、45分ほど
市内の幹線道路を走って、ようやく着いた、どうも見知らぬ土地では距離感がわからない
だが迷わず到着出来るカーナビはありがたい
ホテルで夕食とも思ったが、メニューを見たら好みのものが無く、酒もホテルのオリジナルラベル
せっかく初めての宇都宮だから、地の物を食べたい、それも名物を
と言うことで探したら近くに餃子の店を発見、近いと行っても反対方向に歩いたりで30分近く歩いた
食前の散歩と思ったら元気が出た、看板だけ見つけたが店が無い、それも書いた通り
店を見つけたが、チェーンのレストランぽい大きな店だと想像していたが、テーブル席二つ、
カウンター席8席足らずの普通の食堂だった
地元らしくていいじゃん、喜んで入店したが馴染みらしい客が二人居ただけだった、メインストリートの
いろんな今風のレストランや焼き肉屋はかなりの客数が入っていたが
この店は焼き手の店長らしき人と、サービスの若い兄ちゃん二人でやっている
兄ちゃんの感じはいい、特に愛想がいいわけでも無いが、何かと「なんかどこかの客が来たぞ
ちょっと変わった奴かな?」的にちょこちょこと話しかけてくれたり世話を焼いてくれたり
「何にしましょうか?」というから、メニュー表を指さして「これ純米酒一合」いきなり酒を注文
ホテルでいきなり缶ビール1本飲んできてからのここ
酒を持ってきたから、「餃子のセットはない?」と聞いたら「これがお得です」と、海老餃子とオリジナル餃子
水餃子風のスープとライスのセットを勧めてくれたの注文
すぐに来たけど、ライスも来た、ライスは隅に置いて餃子を肴に飲み始め、直に一合飲んだのでお替わりを
頼んだ、持ってきた兄ちゃん「あれ! ライス冷めますね、あとにします?」と取り替えてくれそうな感じだから
「いいよ、あとで食べるから大丈夫、酒が好きなもんだから」というと、兄ちゃんも微笑んだ
そして小皿に大盛りにした漬け物を持ってきてくれたことも書いた通り
「キムチって、餃子にキムチ入っているの?」「はいキムチ入ってますよ、白菜も入ってますよシャキシャキして
旨いですよ」 「それ一皿」
餃子のウンチクが書いてあったのでそれもやってみた、「ラー油の底に沈んでいる様々なスパイスを
地元では砂といいます、これを直接餃子にかけて食べるのが通の食べ方です」
やってたら兄ちゃんがびっくりしたような顔して、・・・?と言ったから
「ここに書いてある通りにやってみた」と言ったら、なぜか「へ~?」と言った
熱々の餃子が来た、旨い! これは旨い、しかし猫舌なので水を自分でコップに入れてたら
「辛いですか?」というから「そうじゃないよ辛いのは強いけど、猫舌でねえ」と言ったら笑った
それに日本酒を飲むときは酒一合に水一合飲めば悪酔いしない、だから水も二合以上飲んだ
古河へ行ったときは居酒屋で二合飲んだだけでむかえのホテルに着く前に気持ち悪くなった
経験があるから、今回は慎重に飲んだ
ラーメンどんぶり並みの大きさのスープを三分の一残しておいて、冷えた御飯の四分の三を
スープに入れて雑炊風にしてサラサラと食べた
残りの御飯は兄ちゃんが持ってきてくれたキュウリの醤油漬けを振りかけて美味しくいただいて
完食、もう一合飲みたかったけど、もう閉店したそうなので諦めた
兄ちゃんが居たおかげで退屈しなかった、気持ちよく飲んで名物の餃子も食べたし満足
またここに来たら、絶対食べに行く
専門店だった、やはり本場は旨い
宇都宮市御幸町、国道4号から少し入ったところ、ルートインから10分くらいかな
ホテルに戻って10時にホテルの風呂に入った、先客は1名だけだった
5~6人は入れる大理石風の風呂で、ラジウム泉、気持ちよかった
出てから缶ビールをまた一本自販機で買って部屋で飲んだ、部屋にはオイルマッサージの
出張のパンフがあったが、今回はやめておく、7500円のホテルに泊まって12000円の
マッサージにかかるなら、もう少しランクのいい温泉宿に泊まった方がいい・・・・
なんていうのは歳とった証拠だね、4年前まではこれホテルでやって会員にまでなってたんだから
23時ころ寝てしまった、二回風呂に入ったし、辛口の地酒も旨かったし美味しい餃子も
食べたし満足満足
明日はスケジュールが込んでる、忙しくなるぞ!
暑い一日だった、栃木の佐野市は37度とか、暑いわけだ
