神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

ナオミ グレィト!

2019年01月26日 21時46分39秒 | 大相撲

グジグジした隣国との不快な出来事にうんざりしていた矢先

明るいニュースが入ってきた、というより見ていたのだが

大坂なおみさん、全米オープンに続き全豪オープンも優勝、久々四大オープンの連勝

だという、去年は70何位で出場して敗退していたのが、わずか1年で世界一

グランドスラム連勝の偉業達成、こんな奇跡があるものなのか

しかもハイチとのハーフとはいえ日本人である事は紛れもない、両国の英雄だ

日本人としてもアジア人としても初の世界ランク一位も確実だ

泣いたり笑ったり、みんなを明るくするキャラが世界中から愛されている

今回もオーストラリアの人たちの心を完全に虜にした

なおみ、四大タイトル総なめの楽しみもでてきた、また世界を驚かせてもらいたい


第四の妻登場 昨日の夢

2019年01月22日 20時03分09秒 | 宇宙.神秘

昨日は朝5時過ぎから長岡に向かって雪の高速を走ったからか、夜は10時過ぎに寝てしまった

すると目が覚めたのは2時半、すっかり一寝入りして寝る気にならない

それで録画の洋画を見ていたが、これがくだらない映画で、100億ドルの赤字を出して

身売りを考えている会社の社長の娘が「私が再建する」と一人頑張るが・・・

この娘、高校生の娘がいるシングルセレブマザー、豪邸に住んでいる

彼女と結婚したい、くそまじめなリッチそうな求婚者がいるが・・・・・・

レストランで強引に誘ってきた危険な男に惹かれてアブノーマルな世界にのめり込んでいく

そしてお決まりの危険な遊びにはまり込み、会社再建などほったらかすように

・・・ここらでくだらないストーリーが見えてきたので消去して寝た

 

一時間寝たようだ、夢を見た

ボランティア仲間と一緒に温泉旅行に来ている、仲間は10人ほど居る感じ

男性は前回の三人の妻の夢で、二人目に登場した連中、現実にいる連中だ

女性が4名ほどいて、なぜかボランティアとは関係ない架空の人たちだが一応旅行仲間という設定

しかし、その中の一人が私の妻的役割で登場しているようだ

この女性、容姿は並だが垢抜けた女性、なぜこの人が妻(的)人物かと言えば、夢の中のセリフ

私の旅行カバンの中をチェックして「下着が三枚必要なのに二枚しかない」と言った

それで面倒くさがりの私は「二枚でいいよ」と言ったら、「不潔だから絶対ダメ」と世話女房のような事を言う

その時、カバンの中を見たら、彼女の衣類も入っていて、それで他人ではないと思った

勿論、夢の中では初対面で、前回の夢のように正式に妻として紹介されたり、存在したわけではないのだが

それで私は「じゃあコンビニへ行って買ってくる、コンビニにはあるから」と言ったが、お金がない

それで「誰かお金を貸して」と言った、なぜか妻らしき人では無く、ボランティアのKくんが小銭で1000円

程貸してくれた。「コンビニだから、これで充分買える、あとで返すから」といって宿から出た

途中の道は省略されて、宿から100mほど離れたところに立って、宿を見ているわたし

右手は見えないけれど海がある感じ、正面に一軒宿の古びた大きい温泉宿があり、その後には森と

低い山、手前は砂丘状の海岸段丘になっていて、新潟の赤塚地区のイメージ

あまりの景色の良さで夢ながら、くっきりと覚えている

写真を撮ろうと思ったがカメラが無く携帯で撮った、それから細い下りの小径を歩き出した

右手はずっと砂地の畑が続いて、そこで男性と女性が何かを収穫している

「写真撮っていいですか」何も答えないが了承のようなので携帯で写真を撮った

それからまた歩くと道端に台がずっと置いてあって、その上に大小まちまち、形状まちまちの

会津三春デコ屋敷で見たような20~30cmの田舎の祭礼に使うようなあれ

あの風俗置物が幾つも並んでいる

置物なのに、張り子でも無く「これは何で造ってあるんですか?」と聞くと

「里芋です」?  こんな大きな里芋があるだろうか、どっしりとした大きな置物だ

だが一つの木を削ったようにも見え、粘土をこねて造ったようにも見える

「いかがですか」と農家の女性が声をかけてきた、一つくらい買ってもいいかなと思ったが

お金が小銭しか無いことに気づき、買うのを諦めた

さて畑ばかりなので、コンビニがどこにあるかわからない、ちょうど農家の男性が同じ方向を

向いていたので「コンビニはどっちにあるか」聞いてみ

すると場面は都会の交差点に変わっていて、男性が指さした先にセブンイレブンのマークが見えた

横断歩道を渡ると、そこはアーケードでセブンの自動ドアがあった

そのセブンたるや日頃見ているような規模では無い、入り口は去年行った銀座和光のようでもあり

自動ドアから中に入ると、まるで高級デパートのような広さと白基調の螺旋階段が下りながら

続いている。

だが、なぜか寒い、そして歩くことに疲れた私は「こんなに歩いて、また下着を探すなんてまっぴら」

そう思って外に出ようとしたところでまた目が覚めた・・・5時前だった

結局4人目の妻らしき女が居たのは、冒頭の宿の広間だけだったが他人ではない気がする

前の夢の3人目にも似ているようだが、全く違う、ただ安心感、安らぎ、甘えられる、そんなオーラが

出ている人だった、「どちらが良いか」と聞かれても甲乙つけがたい

夢には色が無いとか言うが、くっきりとした壁のクリーム白、セブンのマークは確かに色が合った

文章にすればずいぶん長い夢だが、多分数秒から十数秒の間の出来事なんだろうと思う

夢の原理はわからないが、自分の体験、経験、願望、そんなものが入り交じってで来ているのだと思う

不思議に思うのは、相手が思いがけないセリフを言ったり、気の利いたセリフを言ったりすること

それも自分の頭の中で想像した物に違いない・・・天の声が夢の中に入ってくるわけではないだろう

やはり夢は不思議な世界だ。

*富士山では無いけれど低い山並みが見えたのは成果、かなり意識しているようなので今年中に

富士山の夢を見られるかも。

 

 

 

 


瓢湖(ひょうこ)白鳥(鴨)の湖

2019年01月21日 19時04分36秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚

2015-2-4

新潟県阿賀野市(旧 水原町)

白鳥渡来の名所、新潟市の佐潟(さがた)、安曇野の白鳥湖も見たけどここが一番多かった

圧倒的に鴨が多い、白鳥はお食事に出かけているらしい

人口密度の調査

鴨の種類も多い

白鳥の編隊

大坂城合戦図屏風

 

 

 

 

 

もう一度見に行こうかな・・・・でも遠いなあ

 

 

 

 

 

 


やっぱ鈴木亜由子かっこいい だけど復活レジェンド新谷が凄い

2019年01月17日 15時40分14秒 | 大相撲

全国女子駅伝、鈴木亜由子の愛知が3年ぶりの優勝 秒差の2位でたすきを受けたが、最後は1分の差で

安心の優勝、鈴木には1分以上差負けでのたすき渡しで見たい

今年の愛知は全員が強くて、鈴木の大逆転劇を見ることが出来なかった。

今回も最終区間(10km)2位でのフィニッシュ、その鈴木を2秒うわまわって区間賞をとったのは東京の

新谷(にいや)仁美30歳、7人抜きで入賞まで後一歩の9位まで押し上げたのは立派

新谷は今回で9区4度目の区間賞、しかも4年前に現役引退して趣味程度に走っていただけだと

それが去年から復帰して再開したばかり、それで区間賞、どんな魔女なのか!

イケイケの前向きの性格が気持良い、これからも注目したいアスリートだ

若手では一区で社会人相手に区間賞をとった高校生、長崎、廣中瑠梨佳が雰囲気を持ったかっこいい選手

これからが楽しみ。


稀勢の里 ああ!引退!

2019年01月16日 19時00分00秒 | 大相撲

新横綱になった場所で連続優勝を果たしたが、そこで日馬富士の強烈な当たりで大けが

それ以来、黒星と休場の連続のママ、最後は8連敗で引退となった

多分史上最悪の横綱ワースト記録を打ち立てての引退ではないだろうか

19年ぶりの日本人横綱誕生で大いに期待された稀勢の里だったが、あまりにもあっけなかった

脇の甘さ、腰高棒立ち、上半身に比べ細い足、横綱になった頃の腰を落とした寄りも影を潜め

もろ差しに刺されて、相手の首のあたりを強引に振り回すだけの無芸の相撲になった

しかも日馬富士に受けた傷は容易に治らず、それが陰を引いた

久々に夢を見させてくれた稀勢の里に感謝しよう

それにしても横綱大関陣の最近のふがいなさはどうだろうか、稀勢の里一人の問題ではない

今場所三日間でも横綱4勝5敗、大関に至っては1勝8敗という体たらく

これでは横綱が平幕に勝つことが金星、大関が平幕に勝てば銀星とあらためた方がいい

それだけ大関と平幕の差がなくなったということか

たしかに関脇以下に元気な若手が台頭してきた、横綱大関は30歳前後が多く陰りが見える

唯一白鵬だけが大横綱の力を見せているが、最盛期の60%程度まで衰えたと見える

その60%の力でも角界トップを守っているのだから、やはり大横綱だ

栃ノ心も一気に横綱かと思ったが、ケガで調子が上がらない、力士の怖いのはケガと糖尿病

これでどれだけの横綱候補がはじき返されたことだろうか

稀勢の里に続いて鶴竜、豪栄道も引退予備軍、しっかりしろと言っても年齢的にもう無理だろう

新旧交代は平成と新元号の交代とダブる


3日目 奈良から、思いきってあの場所へ 最終回

2019年01月04日 10時14分00秒 | 旅行 関西・近畿

今度の旅ではいろいろなコースを考えていた

家を出る前は、最終日は京都の大原三千院~琵琶湖~安土城跡~帰宅

白浜温泉では、最終日は雪が降りそうな三千院を諦めて、大和郡山城~京都東寺へ行こうかとか、

奈良から伊賀上野城を経て名古屋の湾岸を通って中央道へ出ようかとか、いろいろ考えた

けれども帰宅の3日目は信越地方に大雪警報が出たので、雪が多い福井、石川経由は諦めて

中央道を岡谷~松本経由で帰ることにしいた、それも雪が多い白馬、小谷は夕方4時前には通過したい

そうなると奈良を発つ最終時間は遅くとも10時半、そうなればホテルの近くしかない

それでホテルを8時半に出発して唐招提寺へ行くことにした、ホテルからは15分くらいだ

唐招提寺も10数年前に女房殿と法隆寺のあとに立ち寄った寺院だ、あのときは大修理で国宝の金堂は

見ることが出来ず、講堂で仏像を拝見するにとどまった

今回は修復された金堂を見ることが出来、外からだが盧舎那仏、千手観音、薬師如来の迫力ある三尊

そしてその前に四天王立像が巨大な国宝三仏像を守護している

これら国宝は格子越しに見るだけだがその迫力と威圧感と、その真逆の包容力が伝わってくる

どれだけ見ていても飽きることの無く、この場を離れがたい気持ちになる

 

話しは変わるが、毎朝夕、仏壇の前で手を合わせる、そのとき何を思っているか、初めの頃は神であれ仏であれ

「幸せにしてください」「苦しみから解放してください」「助けてください」「お金持ちにしてください」などと都合の良い

頼み事ばかりしていた、けれど神仏には願い事をしても聞き届けてはもらえません」ということを聞いた

それはそうだ、願い事の実現は自らの手で行う事でしか実現出来ない

その後、禅道場ではないが心を空にしなさい、何も考えず、何も思わず、ひたすら心を空にしなさいとか

「南無阿弥陀仏の六文字をひたすら唱えなさい」とか

そして今の私は仏壇の前では手を合わせて何も思わないように努力する、しかし努力することを思う自体がもう空では無く

「何も考えないようにしよう」と思った瞬間、空は破れる、でも時々空になる、そんな訓練が少しずつできてきたように思える

今、この巨大な三像の宇宙を目の前にして飲み込まれるような気持ちは、空の始まりのようでもある

残念なことにここは道場でも無く、立ったままの自分にはそんな時間も無い

 

裏手の講堂にまわった、なぜかしら女房殿と雨の日にここを訪れて相合傘で講堂前までやってきた日を思い出す

今日は一人だけでやってきた、一人でも二人でも弥勒如来像の前では思うことは同じ、それが救いでもある

講堂を出て、そこから境内の中を歩いた、かって女房殿と来たときは講堂を見ただけで車に戻った

一人旅は、自分だけの時間を存分に使えることが嬉しい

新宝蔵は時間が早くてまだ閉まっていたので、御影堂にまわったが修理中であった

それで鑑真和尚像が祀られて居るお堂にお参りしてから、もう一度金堂の三尊をお参りして外に出た

この地で道場を開き、唐招提寺のいしづえを築かれた帰化僧の鑑真和尚の歩みを井上靖が「天平の甍」で

書いている。

時間は9時半、10時半までなら急ぎ足で薬師寺参拝ができる、薬師寺はここから車で2分くらいだ

しかしとうとう駐車場がわからず、時間が過ぎていくので諦めて帰路にむかった

木津ICから京奈和道-第二京阪-京滋バイパスと往路の逆回りで名神に出た、そして草津JCTの手前で名神か

第二名神かの選択に悩んだ、第二の方が中央道に出るには距離的に近い、しかし混み具合では名神の方が

すいているだろう、決めかねてカーナビに任せたら、名神を選んだ、それで米原-関ヶ原回りにした

滋賀県に入った、なんだか物足りない気分、今日は唐招提寺しか見ていない

急に安土城が気になってきた、しかし位置関係がわからない、蒲生スマートインターの手前、ここで降りるか

それとも次の八日市ICか、でももう通り過ぎているかも

一か八かで信長が信頼していた豪将蒲生氏郷に因んで、蒲生で下りた、そして農道でカーナビで探したら

安土城跡まで30分と出た、往復一時間、見学30分で一時間半のロス、これでは白馬通過は5時過ぎになる

大雪の山道がちらつく(これは賭だ!凶か吉か、やってみなけりゃわからない、もうイケイケだ)

そして安土城跡に着いた、カメラを持った観光客が数人居た、受付でお金を払って中に入る、安土城見学と

いうより管理者は総見寺のようだ

本丸跡まで30分トイレ無しとのこと、往復すれば45分以上、見学、写真撮りまで入れれば一時間

これはちょっと痛い、帰路大雪の中を走るのか?、それも曲がりくねった夜道を

だがせっかく来たからには本丸跡まで行くのみ、あとは天に運を任せる、ここで帰ってたまるか

安土城の感想要点のみを書きます

①想像していた100倍の規模でした

②想像もしなかった険しく長い石段と石垣遺構がどこまでも続く

③麓から本丸跡まで30分、確かにかかりました

④途中に多くの重臣の居宅跡があった

⑤山城のようで、しかし実際は山を要塞化した堅固な大城郭だった、なにもかもスケールが大きい

まさに信長の城である

⑥あとで聞いたら、この石垣の大部分は江戸期から昭和にかけて復元工事がされているところが大部分とのこと

しかし無いところに新しく造ったわけでは無く、崩れる恐れや風化しそうなカ所を修復したのだから、規模そのものは

同じである

⑦天守台付近は、本能寺の変の跡、天守閣が焼け落ちたのは遺構からみても事実であったようだ

信長の次男、織田信雄がうろたえて火をかけたという説が言われているが真実はわからない

⑧二の丸に信長の慰霊廟がある、仇討ちした羽柴秀吉が本能寺の灰を埋葬して信長廟を造ったと言うことである

⑨本丸跡からは西から北、北東にかけて視界が開けている、当時は城の下まで琵琶湖の湖水が来ていたそうだ

⑩全体が山で深い森や藪が多い、しかしその中には未整備の手つかずの石垣群や郭跡が多く存在するらしい

⑪とにかく登るには息が切れる、体力脚力が弱い人には辛いだろう

⑫二の丸から総見寺跡へ下る道がある、そこには三重の塔?と巨大な楼門が残っていて文化財に指定されている

⑬登り始めこそ息が切れたが体が慣れてくると、意外にも順調に足が動き、息も切れず体力向上している実感がある

⑭とにかく時間が無いのが残念だった、ゆっくり探索すれば二時間の滞在時間が必要、あらためてもう一度来てみたい

⑮冬なのに、往復して駐車場に戻ったら一気に体中汗が噴き出した

 

スタート地点 コーンが気になるが

  

 

天守台

埋もれている遺構

 

信長公霊廟

 

 

安土城を出発してようやく位置関係がわかり、蒲生インターには戻らず、一つ先の八日市インターから高速に乗った

養老パーキングで飛騨牛カレーで腹ごしらえして再出発、天気は安曇野までずっと晴れだったが、大町あたりから小雪が

舞い始め「スワ!」と気を引き締めたが、信越県境の148号線はほとんどトンネルばかりなので案外楽に新潟県に入ることが

できた、雪もみぞれ程度で午後7時過ぎに無事帰宅出来た  「ばんざ~~~い」     おわり

 

 

 

 

 


2日目②平城宮跡~奈良で2泊目

2019年01月03日 09時30分04秒 | 旅行 関西・近畿

法隆寺駐車場のおじさんに言われた通り行って見た、看板通りに入り口から入ると広い駐車場があった

そこに車を停めて平城京史跡に行こうと歩き出したが、建物は史跡とは全く関係が無い会社事務所のようで

まるでどこかの工場の敷地を歩いている雰囲気、100m程奥は工事現場のようでもありトラックが出入りしている

看板があったので見たら、何かあるようだが見渡しても何も見えず、二階建ての事業所らしき建物ばかり

目をこらしてみたら平城宮資料館らしきものがあったので、とりあえず行って見た

ボランティアガイド風のおじさんが玄関先に居たので聞いてみたら、そこだった

「おいくらですか?」フロントの女性に聞いた

「これは市のプロジェクトなので無料です」という、資料室へ入ろうとしたら3人ほど居たボランティアガイドの

一人が「失礼ですが、間もなく4時になりますので、ここのいくつかの関連施設は4時で入場できなくなります

そんなわけで、私はここを見るより大極殿の方を絶対的にお勧めします」

思いがけない言葉に戸惑っていると、「ぜったいあちらをご覧になった方が良いと思います」とパンフを

見せてくれて指さした

何も見えない、松のような木々が立っていて、広さだけは感じるのだがわからない

「あそこの十字路から右に入って進んで行くと大極殿が見えてきます、時間が無いので近道を教えましょう

池が左に見えますからその傍の道を進んでいってください」と親切に言ってくれた

言われるままに5分ほど歩いて行くと奈良時代風の色彩の大きな建物が見えてきた「あれだ!」なかなか立派だ

そして池もあったので、葦原の中を歩いて行くとすぐに大極殿の横に出た、道では無い土手をよじ登って

長い塀の切れ目から中に入った、なんかこそ泥気分、正式な入り口は100m以上右にある

建物の中から「入場は4時で終わりになります」と放送している、3時45分くらいだった、急いで裏の入り口から入った

勿論入場無料、中には台座がついた金色の囲いが真ん中に置かれている、ここにもガイドさんが居るので

「これは何ですか・」と聞いてみた、「それは天子様が座られる玉座です」と言う返事

「ああ、あの中国の皇帝なんかが座っているあれですね、ああそうかじゃあ下の方に家臣たちが

この建物の外にずらーっと平伏して、それですね」「そうです」

目の前で大きな工事が行われているので「あれは何を造っているんですか?」と聞いてみた

「あれは南門を建設しています2020年頃に完成予定です、今は周囲を仮の塀で囲っていますが、それも取り壊して

正式な回廊と東西楼を造ります」

「じゃあそんな工事が終わるのはいつ頃なんですか・」「そうですねえ20年くらいはかかるでしょう」

「それじゃ完成形を見ることはできそうもないな」

別の観光客とのやりとりにも聞き耳を立てていたら、未だ調査中で次々と発見があるので完全に復元するには

100年くらいはかかるとのことで、広さは130ヘクタールでディズニーランド+ディズニーシーを足してもまだ

30ヘクタール余るそうだ

県道から見ると、完成された朱雀門から大極殿まで一直線になっている、その間で南門の建設を行っている

これだけでもかなりの広さがある、すでに広場や付属設備が完成していて時間があればゆっくりと見たい場所である

   

 

 

 

 

遠くに見える朱雀門

4時半頃駐車場に戻りカーナビでホテルをセットした、実は宿の予約プリントを家に忘れてきて、白浜の温泉宿も

今夜の奈良のホテルも名前がわからないという失敗をしているのだ

白浜の宿はプリントアウトの不要な紙をメモ用紙にして持っていたおかげで、メモの裏に偶然ホテル名が印刷してあった

しかし今日は、「奈良**ホテル」は覚えていたが**がわからない、有名な「奈良ホテル」ではないのはたしか

持参していたタブレットで「奈良 ホテル」で検索、真っ先に奈良ロイヤルホテルが出てきた

わからないので詳細を見ると、「お子様の添い寝1名可能」という覚えがある文と、温泉があるホテルという決定的な

文字が・・・これに間違いない」と決めてとりあえず行って見た

なかなか立派なホテルだ、平城宮からわずか10分足らずのところにあった、フロントで「ネット予約のyottinです」

固唾を吞んで待っていると、「はい、一泊でお申し込みのyottinさまですね」ホッとした瞬間

奈良を放浪せずに済んだ、サービスの水2本(部屋の冷蔵庫にある)と温泉入り放題の券をもらって部屋に向かう

部屋はダブルルームをシングルユースで頼んでおいたせいか何でも二組あったのでものによっては重宝した

ミネラルウオーターも二本あるわけだ、なによりベッドが広いので寝相が悪い私にはとても助かる

朝までぐっすり寝ることができた。

 

花園ラグビー場での高校ラグビー出場の日本航空石川高校の選手もこのホテルに泊まっている

地元北信越のいっかく、応援せにゃなるまい、しかし相手は3強の一つ東福岡だということだ。(実は昨年の組み合わせ

だった、今年は國學院栃木に敗れた)

エレベーターの中でトンガの留学生と思われる2人と一緒に、短い言葉を交わしたが日本語で返してくれた礼儀正しい

子たちだった(多分そうじゃないかと思う、ガタイのしっかりした子だった)

 

さて夕食は予定していなかったのでどうしようかと思ったが、地理不案内のうえ天候も良くないのでホテル内の施設を

調べたら日本料理の店がある、早速部屋から3800円ほどの簡単コースを6時半に予約した

行って見ると早い時間ですいていた、着物姿のサービスさんが二人、いずれも40.50の味のある年頃、昨日の

ホテルとはすっかり趣が違う、やっぱりこんな店の方が落ち着く

今日も地酒冷酒のお勧めを伺って、辛口を一合注文、お料理が6品ほど出てきて、そろそろと言う頃に

「ご飯をお持ちしますか」と来たから「いえ、もう一本お酒ください、超辛口というのがありましたよね、あれを飲んでみたいな」

「わかりました、今お持ちします」「すみませんね雪国の人間は酒が好きなんですよ」

「どうぞごゆっくり召し上がってくださいませ」

一時間ほどかけて食事をとった、酒二合くらいがほろ酔いで丁度よい、昨日の白浜では生ビール一杯分が余計で

少し寝てしまったのだが、今日はこれから温泉に入れば丁度よい

温泉と言ってもシティホテルの温泉だから、きっと小さくて狭いのだろう、だから時間差で行けばすいているだろう

 

部屋からタオルとバスタオルを持って地下階へ下りると風呂の入り口があって、入ると受付カウンターと下駄箱がある

外からの客も受け付けているらしく、玄関は外へも出られる

若いお嬢さんと男性スタッフが受付にいてロッカーキーを渡してくれた、廊下を歩いて行くとロッカールームが二室

あって1室だけでも数十のロッカーがある

浴室に入ると意外にも広い、ジェットバス、普通の風呂、水風呂、歩くためのぬるくて深い浴槽、そして広いサウナ

30人くらい入っても大丈夫そうだ、洗い場も20位ある、そして案の定入浴者は数名だけだった

浴槽は深くて、たっぷりとお湯が入っている、白浜の温泉はきれいだが浅くて、ちょっと物足りなかったが今日は最高

入り口とは別に洗い場からの出入り口もある、充分暖まってそこから出たら水が置いてあったので飲んで

後ろを見たら、そこはマッサージルームになっていた、昨夜はうかつにも寝てしまってマッサージを受けられなかったので

旅の疲れをとろうとマッサージをしてもらうことにして部屋の中へ入ったが人の気配が無い

着替えてから受付へ行ってマッサージができるか聞いてみたら「10分後にできます」との返事で、ルームの横の

休憩コーナーでお待ちください、と言ってガウンを渡された

休憩コーナーへ行くとサウナパンツ一丁で、数人年配の人がテレビを見たり話したりしている(そうか風呂に入って

おしまいじゃ無くて、休んで入り休んで入りのヘルスセンター式の利用法もあるんだ)と知った

すぐに呼ばれてガウンを脱ぎ、下着だけになってマッサージが始まった、50歳くらいのおばちゃんだった

いろいろ話しをしながらやってもらったけど酔っていたせいか内容は少しも覚えていない

コースは60分、首から肩が痛いのでそこを中心にやってもらったが「カチカチですね」いつも言われる

結構力のあるおばちゃんで、ときどき強すぎて痛い、「痛い」と言ったら「弱くしますか」と言うので

「痛くても気持ちいいから、その強さでいいよ」

でもさすがにふくらはぎだけは我慢出来ず、セーブしてもらった

けっこう激しく整体もするのでなかなかケアとしては充実したもので、温泉場の気持ちいいだけのマッサージとは

一味もふた味も違う、終了してからもう一度、風呂に入った血行が良くなってすっきり気持ちよい

リラックスルームで休んで、また最後にもう一度入った、すると岩盤浴の文字が目に入った

岩盤浴はやったことが無いので、やってみようと思ってフロントへ行っておねえさんに「岩盤浴ってどんなことを

するんですか」と聞いて説明してもらった

すっかりやる気になって「じゃあ、お願いします」と言ったら、「すみません今日は受付終了したんですよ」だって

残念! 部屋に戻って缶ビール1本飲んで寝た

翌朝もういちど温泉に入ってなんだかこのホテルで凄くリラックスした、こっちへ来たなら毎回このホテルにしようと

思った、。 朝食バイキングもおいしかった         つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2日目 白浜温泉から奈良斑鳩へ

2019年01月02日 14時42分11秒 | 旅行 関西・近畿

のんびりと旅気分を味わいたいので、アウト10時のところを11時まで延長してもらったが

結局、魚屋気質の私は8時半の朝食がすむと9時半には宿を出発した

天気は小雨、今日の予定では紀ノ川SAで買い物、そこから紀ノ川を遡って写真を撮りながら

穏やかな紀州を楽しみ、柿の里や九度山、高野山や木津川の面影だけでも味わいながら

奈良斑鳩、法隆寺へと考えていたのだ

ところが天気は雨、しかも大阪へ向かう一車線の阪和道は渋滞で60kmののろのろ運転

和歌山からの無料自動車道、京奈和道も渋滞で50km、まったく土地勘、距離感がないために

思わぬ時間ロス、しかもロマンチックな紀ノ川ののどかな田舎を想像していたのに、谷間には

びっしりと住宅が建ち並び、ベッドタウンが延々と続いている

雨も降っているし、時間もどんどん過ぎていくのでそのまま自動車道を走るしか無い

 

事前調査もせず、感に頼るだけの行き当たりばったり走行、法隆寺には昼前につく予定が大幅に遅れている

そしてあてずっぽで下りたのは20kmも手前の御所南IC、奈良っぽい名前に近いと思ってしまったのだが

ここからは市街地の一般道路が続き、しかも渋滞も続き大幅な遅れ、法隆寺にようやくついたら2時過ぎ

幸いなことに雨は上がっていた

近くの小さな駐車場に車を入れた、おじさんが出てきて600円だという、なかなか気のよさそうな人で

「法隆寺は初めてですか?」と関西アクセントで聞いてきた

「2度目だけど、もう10年以上前だね」「それじゃ忘れてますなあ」

「そうですね」「そんならちょっと簡単に見所紹介しましょか?」

「お願いします」

おじさんは管理小屋から法隆寺の地図を持ってきて、見る順番と見所を簡単に説明してくれた

関西の人と、こんな短い時間でもお話しするのはほとんど無い、だから関西から西の人たちとはどんな人なのか

はっきり言ってわからない

20年くらいまえに我が店で結婚式をあげた女性が奈良の田原本町の人で、我が店から100m程の家に嫁いだ

その後、商工会議所に勤務した関係でボランティアの事務代行担当になって私と2年ほどコンビになった

その人の口から出てくる奈良ことばが、まことに心地良かった、唯一まともに語り聞いた関西弁はこれだけだと思う

だから私の頭の中では奈良、和歌山、滋賀の女性の言葉が日本で一番心地良いのではないかと思い込んでいる

もっともまともに聞いたのは、この奈良言葉だけだが

大阪は、自転車でいきなりやってきてお節介してくれた、おばちゃんの印象が強烈に残っている

 

法隆寺は10数年前に女房殿と今日と金閣寺を見たあと、道を間違えたおかげで生駒のスカイラインを通って

簡単に斑鳩の里へ来ることができた、あれ以来である

国宝の数々、唐の時代に中国で造られた仏像も重要文化財となっている

小学校の国語で習った「玉虫厨子」もあった、なかでも、ようやく住居が定まったという放浪する「百済観音」が印象に残った

飛鳥時代の木造観音だが、いつどこで誰が作成したのか、どのように法隆寺に来たのか、でどころが全く不明という

不思議な観音様なのだ

細身で背が高く、ほんとうに立派な観音様だ、もちろん国宝に指定されている

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

ここで約一時間たっぷりと歩き、見た、もう時間は3時をまわっていた、昼食を食べることさえ忘れてが夕食兼用にすることにして

もう一カ所、薬師寺でも行こうかと思いながら駐車場へ戻った

「おかえりなさい」管理人のおじさんがニコニコして出迎えてくれた

「これからどちらへ行かはります?、もうこんな時間やし、寺は時間的にむりやろなあ・・・お泊まりはどこです?」

「奈良駅に近いところです」

「それならいいところ紹介しましょか・」「はい」

「今、奈良市では平城京の跡を公園にして、復元して居るんですわ、資料館もあるんで、そこが時間的にもちょうど良いと

思いますから地図もってきますね」

そして道順を教えてくれた、その通りに行ったら30分足らずで到着できた、途中には大和郡山城、薬師寺、唐招提寺など

見所が幾つもあった、これは明日にまわすことにして平城京跡へ向かった        つづく