昨日は信越県境の温泉で銀行の新年会があった
昼過ぎの送迎バスに揺られて、温泉を目指す、だんだん天気が回復して明るくなってきた
雪降りなら小一時間かかる道中だが、雪の無い国道は快調で30数分で到着
さすがに山の中なので積雪は多いが、それでも1m弱、去年の半分も無い
道路も多いときは、雪の壁で景色など見えないが、路肩には数十センチ除雪されているだけで
眺めも良い
総会まではまだ2時間半もあるので、とりあえず温泉に入ってゆっくり暖まろう
私は旅行で温泉に行くと、まずは体と髪を洗って、それから湯船に5~10分入るとそれで上がる
そのかわり夕食後にもう一度、寝る前に一度、朝起きて一度、時間があれば出発前にも入る
でもこの日は寒いので、かけ湯をザブリとかぶって、そのまま湯船に入り、みなさんと話しをしながら
半身浴をしたりゆっくり20分ほど入っていた
そのうち汗がじわーっと出てきて、ようやく体を洗う気になった
洗ってからもう一風呂浴びた、大きなガラス窓の外は一面の雪世界、露天風呂もあるがインフル蔓延の
昨今、我慢した、それでも一人だけ入っている人が居た。
80名ほどの大宴会だが、ぎっしりと詰まっている、正月には500人ほどの商工会の名刺交換会で
インフル感染が起こって数十名が感染したので、このホテルに入るとき玄関で行員が一人一人に
マスクを渡すほど神経を使っていた
隣でゴホン、クシャンとやる度に周りが身構える、今年は全国全てが危険水準を超えたとのことでほんとうに
嫌な年だ、ちょうど今日あたりが例年インフルのピーク日だとか、体力を落とさないよう気をつけて
乗り切りたい。
風邪やインフルの特効薬は「熱燗」に限る、と自分なりに決めている、それで最初から熱燗一本槍で
かなり酔った、それで元気が出て町に戻ってからポン友と二人で(トランペット奏者)二次会に繰りだした
新しい店がオープンしたというポン友に任せて行ったら、そこはこの間までフィリピン人がやってる店だった
それがママ一人の店に替わっていた
以前も別の場所でひっそりとやっていた彼女だが、閉店してしばし日本一の温泉旅館で働いていたようだが
また故郷に戻ってきたのだと
名物ママで、お通しには火を入れすぎてべったりした味醂干し、焼きすぎて焦げてしまった得体の知れぬなにか?
「にすぎたのよねえ」「焼きすぎたのよねえ」と言いながら「まっ食べてみて・・・あはは」
お客さんはみんなママのファンの大人ばかり、気にもせず「けっこういけるよ」などと食べている
もう60を過ぎているが元気いっぱいのママはプロ並みのど迫力演歌をうたう
過去に我が店で「リサイタル」を開いて、一人で延々2時間半歌い続けた猛者である
今夜も一曲聴かせてもらった。
もう一軒行こうと馴染みの店を目指したが年中無休の店が閉まっていた、多分インフルじゃ無いかなと
言いながら、今夜は帰ることにした。