○鎌倉文学館 企画展『夏目漱石 漱石山房の日々』
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/bungaku/
久しぶりに鎌倉文学館に出かけた。漱石の人気か、ちょうど見頃のバラの花に惹かれてか、びっくりするくらい混んでいた。
最近、東博で森鴎外の筆跡を見たので、さて、漱石はどんな筆跡だったかしら?と考えていた。漱石は、十分な余白を残して原稿用紙のマス目に収まる、こじんまりした字を書く。マス目がないときも、1字1字が独立していて、読みやすい。理系の学生がよく書く字だと思った。鴎外が、形の崩れをあまり気にせず、勢いのある字を書くのと対照的である。
それと、漱石の本はどれも装丁がいい。単行本もいいし、全集の装丁も好きだ。この点では、本当に幸せな文学者だなあと思った。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/bungaku/
久しぶりに鎌倉文学館に出かけた。漱石の人気か、ちょうど見頃のバラの花に惹かれてか、びっくりするくらい混んでいた。
最近、東博で森鴎外の筆跡を見たので、さて、漱石はどんな筆跡だったかしら?と考えていた。漱石は、十分な余白を残して原稿用紙のマス目に収まる、こじんまりした字を書く。マス目がないときも、1字1字が独立していて、読みやすい。理系の学生がよく書く字だと思った。鴎外が、形の崩れをあまり気にせず、勢いのある字を書くのと対照的である。
それと、漱石の本はどれも装丁がいい。単行本もいいし、全集の装丁も好きだ。この点では、本当に幸せな文学者だなあと思った。