見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2024都会のヒガンバナ

2024-10-06 20:53:20 | なごみ写真帖

今年も近所の小学校のまわりにヒガンバナが咲いた。東京近郊では9月中旬~下旬が見ごろの花だと思っていたので、10月に花を見るのは、少し遅い気がする。真夏のような猛暑がいつまでも続いていたので、そのしわ寄せを受けているのかもしれない。

これは門前仲町駅そばの植え込みで見たもの。日本のヒガンバナは種を作らず、分球で増えるらしいのだが、誰かが植えたのだろうか?

10月に入って、かなり仕事が立て込み気味だが、10月も11月も関西旅行の予定を入れているので、それを糧に頑張りたい。

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2024夏の花

2024-07-10 21:04:39 | なごみ写真帖

暑い暑い。東京の夏は長いが、夏の始まりの7月が一番暑い気がする。

先々週(かな?)東中野の黎明アートルームに行ったときに路地裏で見かけたノウゼンカズラ(凌霄花)。たぶん夏の花の中で、私がいちばん好きな品種。漢字表記も美しい。そういえば、途中まで見て中断してしまった中国ドラマ『以家人之名(家族の名において)』の男性主人公の名前が凌霄だった。「霄(そら)を凌(しの)ぐ」の意味になるのだな。

これは東中野の山手通りの歩道の道端に咲いていた芙蓉。こんな道端に堂々と咲いているのを見たのは初めてで、ちょっとびっくりした。

これは我が家の近くの小さな緑地で、毎年、花をつける大輪の黄色いユリ。詳しい名前はよく分からないのだが、コンカドール(イエローカサブランカ)だろうか?

昨年の様子

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2024万博記念公園・ローズフェスタ

2024-05-19 20:14:40 | なごみ写真帖

週末に有休1日を付けて、2泊3日で関西方面に出かけてきた。例によって、駆け足で滋賀~京都~奈良~大阪を大回り。今日は大阪の民博と大阪日本民芸館を見てきた。両館の間にあるのが「平和のバラ園」で、ちょうど花盛り! 東京や横浜にもバラ園があるが、見たことのないような花の量に圧倒されてしまった。万博記念公園には何度も来ているのに、こんな場所があることを初めて知った。

1970年の万博開催時、世界9か国から平和を願って贈られたレガシーのバラが発祥らしいのだが、ホームページに「2019年4月にリニューアルオープン」とあるのを見ると、整備されたのは最近なのかもしれない。

バラ以外の植物もあり。

小雨がぱらつく天気だったが、花は喜んでいたかも。「ローズフェスタ」は6月初旬まで続くそうだ。

訪ねたところの記事は、これから少しずつ。

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2024黄金週はじまる

2024-04-28 22:32:46 | なごみ写真帖

2024年の大型連休が始まった。コロナ禍も一段落して、久しぶりの海外旅行を計画しようかとも思っていたのだが、時機を逸してしまった。新幹線は全席指定だし、ホテルはどこも高いし、その上、1ドル=158円を突破する円高…。

結局、連休はじっとして、5月の中旬以降の週末に、関西の展覧会めぐりに行ってこようと思っている。

近所の小さな公園(臨海公園)の緑地帯の野草。

亀戸天神のフジ。今日行ってみたら、花の残っている枝はわずかで、もう遅かった。

ホームセンター「コーナン」江東深川店の垣根のツツジ。

今日は衆議院補欠選挙の投票日で、私の選挙区・東京15区は、満足のいく結果で嬉しかった。このところ、うんざりするような選挙戦を見せられてきたが、終わりよければ全てよしと思うことにしよう。

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2024桜はまだ咲かない

2024-03-22 21:52:53 | なごみ写真帖

門前仲町で暮らし始めて、もうすぐ丸7年になる。自宅の窓から大横川の桜並木を眺めることができるので、この時期は、朝起きて、カーテンを開けるたびにドキドキする。しかし今年の桜は遅い。いや、近年が早すぎたのかな。昨年は3月17日に開花を見つけたが、今年はまだ気配がない。

ただ、門前仲町の交差点近くに、毎年、抜群に早く花をつける桜の木があって、今週のはじめには、こんな感じだった。

今日の大横川の夜景。コロナ明けの気合いなのか、早くから照明が用意され、観光船の運航スケジュールもびっしり入っていたのだが、肝心の花が咲かないので、なんだか拍子抜け状態になっている。

考えてみれば、もともと桜は四月の入学式につきものだった。今年は昭和の気分に戻って、ゆっくり楽しもう。

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2024木場の河津桜と日本橋のおかめ桜

2024-03-09 21:09:31 | なごみ写真帖

 寒い日が続いていたが(金曜の朝はうっすら雪)今日は久しぶりによく晴れたので、木場の河津桜と日本橋のおかめ桜を見てきた。

 木場の大横川沿いの河津桜は、去年初めて見に行ったもの。永代通りの沢海橋から北側を眺めて、もはや見頃であることを確認。老婦人の二人連れが「花の下は歩けないのかしら」「もっと近づけると思っていたのに」と話しているのが聞こえたので、近づいて「もう少し先に行くと遊歩道になっていますよ」とお声がけする(去年は私もとまどったので)。

やっぱり、この河津桜は真下に立って見上げたい。ピンクの雲のような、みっしりした花付きが圧巻。

もう少し花色が薄い品種もあるが、とにかくみっしり咲いている。だいたい名所と言われるところのサクラは老木が多いので、樹は大きいが、こんな花の付き方はしない。

だが、花のまばらな老木にも味わいがある。徒然草の「花は盛りに、月は隅なきをのみ見るものかは」は、季節の順序としての「花の盛り」を言ったものだが、樹の年齢の「盛り」にも同じことが言えるように思う。

 そして今年も、続けて日本橋あじさい通りのオカメザクラを見に行く。昨年よりも時期がよかったのか、ピンクが濃くて勢いがある印象。

オカメザクラは、本来、あまり高くならない品種だというが、なるべく下枝を伐採して、高い位置で花が咲くように樹形を整えているように思う。というのも、道を行き交うのは人間だけではないので、大きなトラックが停車するとこんな感じになってしまうのだ。

近代的なオフィスビルを背景にした桜の、非日常感にわくわくする。ようやくコロナ禍が一段落して、旅行者らしい外国人の姿も多かった。

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2024向島百花園の梅

2024-02-13 21:12:22 | なごみ写真帖

 そろそろ梅の季節なので、「梅まつり」(2024年2月10日~3月3日)を開催中の向島百花園を見てきた。私は両親ともに東京の下町生まれなので、向島(むこうじま)という地名にはなじみがある。子供の頃、百花園に連れてきてもらって、萩のトンネルを喜んだ記憶もある。大人になってから、一度だけ来てみたのだが、なんだか手狭な庭園で、子供のときの感動が得られなくて、それきり何十年もご無沙汰していた。

 確かに広くはない庭園だが、梅の木はかなり多い。マスクを外して香を楽しむ。萼や花芯まで純白の印象が強い「白加賀」という品種が目立っていた。

白梅は一輪を楽しむのもよし、

遠目に見る樹の姿も、なつかしい人に出会うような気持ち。人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける(紀貫之)である。

紅梅はまた、華やかでよいけど。

 向島百花園は、骨董商だった佐原鞠塢(さはら きくう)が、交流のあった文人墨客の協力を得て開園したもの。当初は梅が主体で「新梅屋敷」(亀戸の梅屋敷に対して)と呼ばれたという。鞠塢の辞世が「隅田川梅のもとにてわれ死なば 春吹く風のこやしともなれ」というものだと知って笑ってしまった。江戸人らしい諧謔味が好き。

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もうすぐ休館・山の上ホテル

2024-01-27 23:49:58 | なごみ写真帖

お茶の水の山の上ホテルが老朽化対応を検討するため、2024年2月13日から長期休館になるというので、見てきた。私は通学・通勤で、長いことお茶の水を使っていたけれど、山の上ホテルを使ったことは、数えるほどしかない。こんなことなら地方にいて東京に出張するとき、1回くらい泊まっておけばよかった。

バー「ノンノン」に友人と来たのは、もう20年くらい前かもしれない。

頑丈そうでおしゃれな鉄製の装飾。

あまり広くないロビーの窓際には、スウェーデンの陶芸デザイナー、リサ・ラーソンのライオンが置かれていた。いつか休館が明けたときも、この子たちに会えるといいな。

併設の「山の上教会」も開放されていたので見学することができた。ガラス越しに青空が見える素敵な教会! こういう教会の結婚式に立ち会ってみたかった。

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クリスマスリース2023

2023-12-04 19:58:52 | なごみ写真帖

今年も幡ヶ谷のラベイユ四季という花屋さんで、手作りのクリスマスリースを買ってきた。

いまブログを検索したら、途中(北海道で暮らした期間)中断はあるものの、2008年から写真を掲載している。年に1回のお付き合いだが、顔なじみのおばさんに会えて嬉しかった。

比較的小さめのサイズで、値段は税込み3,850円。ベリーやひまわりなど「実り」を感じさせるデザイン。左右に垂れているのは稲穂で「お正月まで飾ってもいいように」というのが気に入った。実は、スタンダードなクリスマスリースでも、毎年、正月七日までそのまま飾っているのだが。

去年の今頃は喪中だったので、心もち控えめに過ごしていたが、今年は年末年始のお祝い気分をしっかり味わいたいと思っている。

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2023深川・富岡八幡宮の酉の市

2023-11-24 21:09:01 | なごみ写真帖

今年は勤労感謝の日の11月23日が二の酉だった。昼間出かけていたので、夕食後にもう一度、外に出るのは億劫だったが、あまり寒くないのを幸い、近所の富岡八幡宮まで歩いて出た。

例によって、人出は少ない。熊手を売る店は4~5軒ほど、参道の入口にベビーカステラの屋台が1軒だけで、書きながら、2022年の風景と全く同じであることに気づいた。

「富岡八幡宮の酉の市」と書いているが、正確には、境内社の大鳥神社のお祭りである。離れたところから見ていたら、テントの中で待機する宮司さんは「かきこめ守り」という小さな熊手形のお守りを授与して、お祓いしてくださるらしい。

富岡八幡宮、夏の例大祭や年末年始は大変な賑わいになるけれど、ここの酉の市は、このわびしさが味なのだ。また来年もふらりと立ち寄ることができるといいな。

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