見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2025大阪初春散歩

2025-01-12 20:11:38 | なごみ写真帖

 初春三連休、1泊2日だけ関西で遊んできた。文楽初春公演を見るのが主な目的で、ついでに京都と大阪で、気になっていた展覧会をいくつか見てきた。今朝は朝イチで東洋陶磁美術館を見に行ったら、ずっと工事続きで落ち着かなかった中之島一帯が、だいぶ落ち着いた雰囲気になっていた。

 久しぶりに中之島図書館の正面に立ってみたが、日曜祭日は休館のため、中には入れなかった。

 周囲をぐるっと回ってみたら、何やら新しい建物が連結されているのを発見。あとで図書館のホームページをみたら、別館(新書庫棟)らしい。工期は2025年1月まで(予定)というからまもなく完成だろう。へええ、よかったね!

 東洋陶磁美術館も、改修増築と聞いたときは、どうなるかとハラハラしたが、従来の建物を生かして開放的なエントランスを付け加えた、品のいいリニューアルだった。

 中央公会堂の正面が広場として整備され、日曜祝日の日中は公会堂周辺が歩行者天国となったのもよかったと思う。ただ、相変わらず、ケバケバしいプロジェクションマッピングで人を呼ぼうとしているらしいのは私の趣味に合わない。青空を背景にしたレンガの赤と大理石の白をアーチの緑が引き締めていて、このままが一番美しいと思う。

 アーチの頂上に人影(?)を発見。調べたら、学問の神ミネルヴァと商業の神メルキュール(メルクリウス)で、2002年の改修工事で60年ぶりに復元されたものだという。

 私は公会堂の中に入ったことは、まだ一度もない。ガイドツアーや特別見学会が開かれているらしいので、いつか行ってきたい。

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2025新年風景と深川江戸資料館

2025-01-03 20:10:15 | なごみ写真帖

 今年の年末年始のカレンダーは9連休で、さらに私は年休を加えて10連休にした。遠くに出かける予定は入れなかったので、せいぜい近所をぶらぶらして、のんびり過ごしている。

 今日は、正月特別開館の深川江戸資料館で獅子舞が見られるというので行ってきた。江戸の街並みを再現した常設展示室が会場。時間になると、砂村囃子睦会の獅子舞の一行が現れて、一軒一軒、年賀の詞を添えて訪ね歩く。お囃子に乗って、獅子が首を振ったり背を伸ばしたりの演技を見せたあと、パパパン、パパパン、パパパン、パンの一本絞めで締める。顔役のおじさんが「この家はハワイに行ってて留守だったな」「ここは喪中だ」など小芝居を入れてくるのが楽しい。獅子は、家々だけでなく、共同井戸や共同厠や船着き場でも舞う。江戸の獅子舞は一人で演じる「一人立ち」の獅子である。

 それから火の見櫓の前の広場で、様々な高度なパフォーマンスを見せてくれた(獅子の中の人は若者から熟練者に交代)。本来は座敷に上がってするものなので、茣蓙を敷いて、畳の上という約束事で演じてくれた。けっこう全身を使う演技で、特に足技が多い。器用に体をひねったり、丸まったりする仕草は、ネコを見ているようだった。

 最後は、厄落しのため、お客さんの頭を噛み噛みして退場。異国のお子さんも大喜び。楽しかった!

 ところで、近所の大横川は、昨年5月末から護岸耐震補強工事が進行中。このところずっと我が家の窓の正面に、大きなクレーンを積んだ作業船が停泊していたので、年末年始風景の記録に残しておこうと思っていたら、仕事納めの27日か28日に、どこかに移動してしまった。写真は越中島橋の北側の橋詰だが、ここにあった白いサクラ(オオシマザクラ?)が伐られてしまったのは本当に残念。遊歩道の封鎖は2025年1月上旬までと看板にあるのだが、サクラの開花までに終わるのだろうか。

 そういえば、長らく工事中だった巽橋は、暮れに通ったら、通行止めが解除されていた。

 今年の正月膳。おせちはコンビニやスーパーの格安品だが、お餅は老舗・深川伊勢屋さんの伸し餅なので絶品。どうやって食べても美味しい。餅は餅屋ということわざを実感する。蓋付きのお椀は両親の遺品整理のとき、1つだけ貰ってきたので、実家の家紋が入っている。

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2024歳末風景

2024-12-26 20:51:22 | なごみ写真帖

この季節、一般家庭と思われるのに、恐ろしくクリスマスのイルミネーションに力を入れていいる住宅を発見することがある。むかし、通勤先だった武蔵嵐山にもあった。

今の住まいの近くにも、住宅街の細い路地を入ったところに、毎晩キラキラ電飾を光らせているお宅がある。その一角に用事がなければ通らないような道なので、見る人が少なくて勿体ないが、そんなことは関係ないのだろうか。

毎年、このお宅は、律義に12月25日が過ぎるとイルミネーションを消してしまうのである。今日も覗いたら暗い夜道に戻っていた。

さて本格的に年末である。明日は年休を取ったので、今日で仕事納め。今年もよく働きました。

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2024年12月:奈良出張

2024-12-12 22:25:49 | なごみ写真帖

 3泊4日の奈良出張から帰宅。連日、新大宮駅最寄りの奈良コンベンションセンターに詰めていたので、ほとんど観光はできなかった。この施設は2020年4月開業。エントランスホールで待ち構えているのは、彩色の巨大な多聞天像。2016年から冬季の観光振興のため、毎年1月、平城宮跡で開催される「奈良大立山まつり」で使用されてきたもので、籔内佐斗司氏のデザインによる。

 四天王像は、コンベンションセンターのほか、なら歴史芸術文化村(天理市)、道の駅大和路へぐりくまがしステーション(平群町)、橿原文化会館(橿原市)に展示されているという。「奈良大立山まつり」は廃止が決定したというが、この四天王像は保存されますように。

※奈良新聞デジタル:奈良県が「大立山」4基の活用検討へ 奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ(ほぐほぐ)まつり廃止で(2024/4/10)

 コンベンションセンターの1階と2階には、ケースに入った1メートルくらいの小型の四天王像も展示されていた。確か持国天像だけが1階にあり、2階で3人まで見つけたあと、最後の持国天を探し回ってしまった(しかし、こんな展示物を気にしていたのは私だけだったかも…)

持国天(東) 増長天(南)
広目天(西) 多聞天(北)

 最終日の今日は、早めにホテルを出て、興福寺の南円堂でご朱印をいただき、奈良博の裏あたりをぶらぶらしてきた。まもなく12月15日から春日若宮おん祭りが始まるはずなので、準備の様子を見たかったのである。一度は参加してみたいと思っているおん祭り、まだ実現していない私の宿願のひとつである。

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クリスマスリース2024とペンコロ東京2024

2024-12-09 08:30:01 | なごみ写真帖

土曜日、今年も幡ヶ谷のラベイユ四季という花屋さんで、手作りのクリスマスリースを買ってきた。

事前に最近の購入履歴を見て、今年はナチュラルな緑のリースがいいなと思っていたので、これにしたが、かなり小ぶりなタイプで税込み3,080円だった。地味なので、リボンは自分で飾ってみた。

この日は吉祥寺に出て、キチジョウジギャラリーで開催中の「さっぽろペンギンコロニーin東京2024」も覗いてきた。主に札幌で活動中のクラフト作家によるペンギンクラフトマーケットである。私は、2018年の東京、2019年の札幌を訪ねてお買いものをしている。2020年の東京は、コロナ禍で途中中止になって、私は行けなかったのだ。あれから4年。

小さなギャラリーに入ると、かわいい子たちがわちゃわちゃと目に入るのだが…。

結局、最初に目についたこの子をお持ち帰りした。たぶん箸置き。こまつか苗さんの作品。

よろしくね。

そして今日から、今年最後の奈良出張である。

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2024深川・富岡八幡宮の酉の市

2024-11-17 19:49:55 | なごみ写真帖

今日は二の酉。「酉の市」という年中行事は、知識としては知っていたけれど、長年、身近にはなかった。それが門前仲町で暮らすようになって、富岡八幡宮に酉の市が立つことを知ってから、すっかり生活カレンダーに組み込まれたイベントになっている。

暗くなり始めた頃に行ってみたが、ちょうど日曜に当たったこともあって、私の知っている去年や一昨年より人の姿が多かった。大型の熊手がどんどん売れて、手締めが繰り返されていた。寿家、菱沼など、熊手商のテントは例年どおり。参道の入口にベビーカステラの屋台が出ていたのも同じ。

境内社の大鳥神社にもお参りしてきた。夏祭や正月と違って、人も少なく、うらぶれた雰囲気が、冬を迎えるこの季節に合っていて、私は好きだ。

今年は三の酉まである年。俗諺だけど、火事に気を付けよう。

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2024都会のヒガンバナ

2024-10-06 20:53:20 | なごみ写真帖

今年も近所の小学校のまわりにヒガンバナが咲いた。東京近郊では9月中旬~下旬が見ごろの花だと思っていたので、10月に花を見るのは、少し遅い気がする。真夏のような猛暑がいつまでも続いていたので、そのしわ寄せを受けているのかもしれない。

これは門前仲町駅そばの植え込みで見たもの。日本のヒガンバナは種を作らず、分球で増えるらしいのだが、誰かが植えたのだろうか?

10月に入って、かなり仕事が立て込み気味だが、10月も11月も関西旅行の予定を入れているので、それを糧に頑張りたい。

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2024夏の花

2024-07-10 21:04:39 | なごみ写真帖

暑い暑い。東京の夏は長いが、夏の始まりの7月が一番暑い気がする。

先々週(かな?)東中野の黎明アートルームに行ったときに路地裏で見かけたノウゼンカズラ(凌霄花)。たぶん夏の花の中で、私がいちばん好きな品種。漢字表記も美しい。そういえば、途中まで見て中断してしまった中国ドラマ『以家人之名(家族の名において)』の男性主人公の名前が凌霄だった。「霄(そら)を凌(しの)ぐ」の意味になるのだな。

これは東中野の山手通りの歩道の道端に咲いていた芙蓉。こんな道端に堂々と咲いているのを見たのは初めてで、ちょっとびっくりした。

これは我が家の近くの小さな緑地で、毎年、花をつける大輪の黄色いユリ。詳しい名前はよく分からないのだが、コンカドール(イエローカサブランカ)だろうか?

昨年の様子

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2024万博記念公園・ローズフェスタ

2024-05-19 20:14:40 | なごみ写真帖

週末に有休1日を付けて、2泊3日で関西方面に出かけてきた。例によって、駆け足で滋賀~京都~奈良~大阪を大回り。今日は大阪の民博と大阪日本民芸館を見てきた。両館の間にあるのが「平和のバラ園」で、ちょうど花盛り! 東京や横浜にもバラ園があるが、見たことのないような花の量に圧倒されてしまった。万博記念公園には何度も来ているのに、こんな場所があることを初めて知った。

1970年の万博開催時、世界9か国から平和を願って贈られたレガシーのバラが発祥らしいのだが、ホームページに「2019年4月にリニューアルオープン」とあるのを見ると、整備されたのは最近なのかもしれない。

バラ以外の植物もあり。

小雨がぱらつく天気だったが、花は喜んでいたかも。「ローズフェスタ」は6月初旬まで続くそうだ。

訪ねたところの記事は、これから少しずつ。

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2024黄金週はじまる

2024-04-28 22:32:46 | なごみ写真帖

2024年の大型連休が始まった。コロナ禍も一段落して、久しぶりの海外旅行を計画しようかとも思っていたのだが、時機を逸してしまった。新幹線は全席指定だし、ホテルはどこも高いし、その上、1ドル=158円を突破する円高…。

結局、連休はじっとして、5月の中旬以降の週末に、関西の展覧会めぐりに行ってこようと思っている。

近所の小さな公園(臨海公園)の緑地帯の野草。

亀戸天神のフジ。今日行ってみたら、花の残っている枝はわずかで、もう遅かった。

ホームセンター「コーナン」江東深川店の垣根のツツジ。

今日は衆議院補欠選挙の投票日で、私の選挙区・東京15区は、満足のいく結果で嬉しかった。このところ、うんざりするような選挙戦を見せられてきたが、終わりよければ全てよしと思うことにしよう。

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