■安楽寿院(京都市伏見区)とその周辺
京都史跡散歩(洛南その1)の続き。近鉄竹田駅で下りて、安楽寿院に向かう。前回は、2009年の「京の冬の旅」で特別公開されていた阿弥陀如来坐像が見たくて訪ねた。現地に来てはじめて、白河院や鳥羽院の院政の地であることを知り、発掘・復元(ほんの一部)されつつある鳥羽離宮の遺跡を興味深く眺めた(※記事)。
非公開日はどうなっているのかな?と思いながら来てみたのだが、人のいる気配はなく、たまに物好きな観光客が立ち止まるくらいで、やわらかな苔に覆われた庭で猫が遊んでいた。
↓近衛天皇陵。
多宝塔を用いた天皇陵はここだけ。というような調べものは、宮内庁の「天皇陵」データベースで検索することができる。
↓鳥羽天皇陵。森閑とした木立に覆われている。
↓白河天皇陵。安楽寿院から少し西へ歩き、高速道路をくぐった先にある。
なぜか駐車場付き…誰が使うんだろう?!
前回はここで引き返したのだが、ついでに城南宮に参拝していこうと思い、歩き続けると、御陵の先、道路沿いに大規模なラブホテルが林立していた。さすが白河院(立地が似合いすぎる)と苦笑してしまった。
城南宮のさらに西、京阪国道(国道1号線)を苦労して横断すると、住宅街の中に鳥羽離宮跡公園(野球場)と鳥羽殿跡の石碑の立つサッカー場があった。
※おまけ。城南宮の参道で買った椿餅。ふとWikiで調べたら「源氏物語」にも記述があり、和菓子の起源とする説もあるそうだ。
むかし(20年以上前)、祇園の八坂神社の南に椿餅だけを売る和菓子屋さんがあったことを知る人も少ないだろうな。餡も入っていなくて、俵形の道明寺餅を椿の葉の間に挟んだだけの素朴なお菓子だった。
京都史跡散歩(洛南その1)の続き。近鉄竹田駅で下りて、安楽寿院に向かう。前回は、2009年の「京の冬の旅」で特別公開されていた阿弥陀如来坐像が見たくて訪ねた。現地に来てはじめて、白河院や鳥羽院の院政の地であることを知り、発掘・復元(ほんの一部)されつつある鳥羽離宮の遺跡を興味深く眺めた(※記事)。
非公開日はどうなっているのかな?と思いながら来てみたのだが、人のいる気配はなく、たまに物好きな観光客が立ち止まるくらいで、やわらかな苔に覆われた庭で猫が遊んでいた。
↓近衛天皇陵。
多宝塔を用いた天皇陵はここだけ。というような調べものは、宮内庁の「天皇陵」データベースで検索することができる。
↓鳥羽天皇陵。森閑とした木立に覆われている。
↓白河天皇陵。安楽寿院から少し西へ歩き、高速道路をくぐった先にある。
なぜか駐車場付き…誰が使うんだろう?!
前回はここで引き返したのだが、ついでに城南宮に参拝していこうと思い、歩き続けると、御陵の先、道路沿いに大規模なラブホテルが林立していた。さすが白河院(立地が似合いすぎる)と苦笑してしまった。
城南宮のさらに西、京阪国道(国道1号線)を苦労して横断すると、住宅街の中に鳥羽離宮跡公園(野球場)と鳥羽殿跡の石碑の立つサッカー場があった。
※おまけ。城南宮の参道で買った椿餅。ふとWikiで調べたら「源氏物語」にも記述があり、和菓子の起源とする説もあるそうだ。
むかし(20年以上前)、祇園の八坂神社の南に椿餅だけを売る和菓子屋さんがあったことを知る人も少ないだろうな。餡も入っていなくて、俵形の道明寺餅を椿の葉の間に挟んだだけの素朴なお菓子だった。