
映画「Yesterday」を観た。
やっと観てきた。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」
いやはや~~~~よかった。
なんとも臨場感のある映画。
ライブを観てきたような気持ちに。
わくわくしてくるクイーンのアップテンポな曲の数々。
そして切なくなるバラード。
知られざるフレディ・マーキュリーの人生。。。
号泣。。。でもまた観たい。本当に良かった。
これは久しぶりに、是非ともスクリーンで観るべき映画だ~。
すきな映画は何度も観る。
そして、突然また観たくなる映画は数知れず。
思えば、このところ全然映画を観ていない。(あ、プーさんは観たっけ)
週に数本は映画をレンタルしていた頃がうそのよう。。。
寝る時間を削ってでも映画が観たかったんだ。
そんなころ出逢った映画の一本。
今さっき、ふと観たくなったのは、「7th Heaven」
1927年アメリカ映画「第七天国」だ。
この映画の持つ眩しいほどピュアな人間像。。。
わたしのこころに必要な栄養素なんだな、きっと。
足りなくなると補充したくなるのかもしれない。
また図書館で借りてこよう。
久しぶりにレンタルして観た映画は。。。
「おみおくりの作法」原題「STILL LIFE」2015年イギリス映画。
ひとりきりの職場で静かに働き、ひとりきりで静かに生きるひとりの男性。
行政の一職員である彼の仕事は
孤独死したひとの身内や知人を探し葬儀への参列を呼びかけること。
ほとんどのケースは、たったひとりでのおみおくり。
それでも、亡くなったひとの生活の痕跡から垣間見える人となりから
お別れの言葉を準備し、音楽を選び、そのひとらしいお葬式に仕上げていく。
その丁寧でこころのこもったおみおくりは
観ていてなんとも心安らぐような・・・
もしも誰にも気づかれることなくあの世へ行くようなことがあったとしても
このひとが居てくれるならいいかな。なあんて気分になっちゃうよ。
現実にはこんなに優しい行政はありえないのでありましょう。
近年、カナシイ映画はもう観ないようにしていたんだけれどね。
この邦題「おみおくりの作法」という題名からして圏外だったのだけれど、
映画好きともだちが、「おすすめ。最後にいろいろ考えさせられるいい映画だよ。」
と教えてくれたもので、この度観たのでありました。
うん。いい映画ではありました。
でもせつない。生きてることがせつない。
『え~~そんな殺生な~』と思わずこころの声がダダ漏れしちゃうような展開のあとの
ラストシーン、なみだがとまりません。
かなしいけれど温かい おとなの映画です。
映画「ラ・ラ・ランド」
まだ上映中だからストーリーは書かないけれどね。。。
気分爽快ハッピー気分で映画館を後にする映画だと勝手に思い込んで
観に行っちゃったわたしが悪いんだけれど
思いのほか、切なさにやられてしまう。
参りました。
それにしても、古き良き時代のハリウッド映画を思わせるいろんな場面にはうっとり~。
ふたりが踊るタップのシーンに、だいすきな映画「雨に唄えば」を想う。
昔々、ジーン・ケリーのタップに憧れて、タップダンスのスタジオにちょこっと通ったわたし。
タップみてると、あんなふうに軽快に踊れるような気がしちゃうんだけれどな~~(笑)
「夢」をあきらめない! ってのがこの映画の大テーマ。
夢を持てる、夢に突き進める・・・ってスゴイこと。
でも、夢をあきらめない ってのは、
その先のもっと現実的な生みの苦しみをも内包するんだなあ。。。
この映画の切なさは、そこから来るもの。
それでも、切ないキモチ ってひとがひととして成長する上で
すこぶるたいせつな感情なんだとわたしは思うなあ。
・・・(映画のラストの展開には、ツッコミたいところだけれど!!)
主演のライアン・ゴズリング。
ピアノを弾く姿がすてきすぎ~。
このひと、以前観た「ラースとその彼女」以来すきな俳優。
まだ観てない出演映画、遡ってみちゃお~。
いやはや~~!
おもろい。
めっちゃおもろい。
先日、映画「セトウツミ」観ました。(川越スカラ座にてサイレント映画と同日!)
わたしにはめずらしく、現代のワカモノの邦画です。
一緒に観に行ったのは、大阪出身のkさんとその二十歳のムスメちゃん。
この映画の原作漫画を「めちゃオモロイよ」と貸してくれたので
読んでみたら、即どハマリ~。笑うわ~。
ふたりの大阪の男子高校生「瀬戸」と「内海」が、放課後の時間つぶしに
川辺でただただずっと喋ってるだけ というシチュエーション。
なんてことないハナシをしてるんだけれど、そのまんま漫才の舞台か~ってくらいオモロイ。
ニュートラル状態で構えずに観られて、あっはっはと笑えちゃう心底たのしい映画です(^^)
ああ、たのしかった~!原作漫画も超オススメです!
先日、川越スカラ座にて行われた弁士・伴奏つきサイレント映画上映会。
小津安二郎監督の「大人の絵本 生れてはみたけれど」を鑑賞してきました。
弁士はハルキさん、ピアノ伴奏は新垣隆氏。
あまりに自然な伴奏に、生ピアノだということを途中からすっかり忘れてしまうほど。
90分間、ずっと声色を七変化しつつ喋り続ける弁士のハルキさんも、お見事!あっぱれです!!
昔ながらの弁士・伴奏つきサイレント映画、たいへん貴重なすばらしい体験でした。
子どもたちの無邪気ながらもシビアな世界の物語もとても味わい深く、
そして、昭和7年当時「東京郊外」だったという蒲田周辺の田園風景がなんとも見モノでありました。
図書館で面白い映画をみつけた。
1951年アメリカ映画「河」(原題:THE RIVER)
以前恩師T先生と映画の話をしていた時に
「昔観たルノワールの息子が撮った映画がすごく綺麗だったんだよ。」と聞いて
ルノワールの息子!? とびっくり!
この映画の監督はジャン・ルノワール。父は印象派巨匠のあのルノワール。
インドのガンジス川のほとり。ゆったり流れる自然の中の暮らし。
美しい光のおまつり。床に描かれる伝統的な文様・・・。
大戦で負傷したひとりのアメリカ人青年の訪問をきっかけに繰り広げられる少女たちの淡い恋。
夢の中のような牧歌的で美しい映像に、現実を忘れてしまいそう。
このところ、何故だかインドづいていてフシギ。
インドが舞台となる映画にも妙に縁がある。
T先生が昔観たという美しい映画はこれだったのかしら?
いつか、ガンジスへと続くこんな古い階段を下りてみたいものだなあ。。。
と夢想しつつ うつらうつら・・・
夢と映像世界と現実が混ざりあって、自分が一体どこにいるのかわからなくなる。
夢は夢のままで・・・と思いたい年頃の気持ちをちょっと思い出す映画でありました。
インドが呼んでる~?
観よう観ようと思いつつ、なかなか観る機会が巡ってこなかった映画「ガンジー」
(1982年イギリス・インド合作)
先日、図書館でDVDを見つけてようやく観ることができた。
これはもう・・・!映画であって映画でない。
まるで生のドキュメンタリーを観ているみたい。
マハトマ・ガンジー役のベン・キングズレー、すばらしい~。
彼はガンジーの生き写しそのもの。
改めて、インドがイギリスの植民地支配から独立を勝ち取るまでの歴史をしっかり勉強した気分。
映画ってつくづく 娯楽なだけでなく、学びにもなる素晴らしい媒体だなあ。
ガンジーの真っ直ぐな生き様、ココロを打たれるばかりであります。。。
それにしても・・・宗教というものは根深く強靭で、
わたしのような特定の宗教を持たない者には心底怖ろしい。
ガンジーのようなひとをもってしても、国をも分かつのだから。。。
ところで、この映画の監督はリチャード・アッテンボロー。
ん?アッテンボロー?
と、調べたら、我が家の長男が小さい頃に好きで好きで何度見たかわからないくらいの
ドキュメンタリー番組「アッテンボロー 鳥の世界」の動物学者デヴィッド・アッテンボローのお兄さん!
へえええ。こんな繋がりが!
おもしろいものです。
インド・・・いつの日か行ってみたいなあ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編
「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 」
(原題The Second Best Exotic Marigold Hotel)2015年イギリス映画
ぞろぞろ出てくる名優揃いのこのイギリス映画、
続編ではシルバー世代になったリチャード・ギアまで参戦。
インドで繰り広げられるまったりゆるくてあったかい映画だ。
人生の終盤、こんなふうに異国で新しいジブンを生きるって楽しいだろうなあ・・・と思ったり
いや、所詮、一部の富裕層のお年寄りのお伽噺話やけどな。と現実に戻ったり。
大御所の実力派女優が、年を重ねても
こうして銀幕でいぶし銀の魅力を発揮できるのは素晴らしいことだなあ。
シルバー世代を描いた映画って今はとても(とっても!)多いけれど
思えば、昔はほとんどそういうのなかったんじゃないかな。
ところで、インド人の若き経営者に対してマギー・スミスが諭す一言が
なんだかやたらストレートにココロに入ってきた。
「自分を憐れむ人間にならないで。」
コレ、とってもだいじなことですねえ。
自分を憐れんでいたって、そこからはなんも生まれない。
観客にも喝!ですね。
それにしても・・・映画の続編ってものは、なかなか前作を上回ることはないわけで(笑)
面白い映画だけれど、この第二章、アレコレ盛り込み過ぎな感があってちょっとざんねん。
しか~し、一際キラリと光るのはやっぱりビル・ナイ氏。
前作も今回もビル・ナイ目当てで観たと言っても過言ではありませぬ。
近年のビル・ナイ氏、たいへんアトラクティブであります♪
あったかい映画を観た。
「チャップリンからの贈り物」2014年フランス映画
チャップリンの遺体が盗まれて、その後戻ってきたニュースを
テレビで見たことを覚えてる。
あれは、1978年のことなのね。わたしは中学生かあ。
チャップリン遺体誘拐事件の実話を映画化したこの作品。
はちゃめちゃだし、確かに犯罪なんだけれど
なんとも憎めないキャラに肩入れしちゃう。
そして、観た後で知ったのだけれど、
なんとチャップリンご本人の素晴らしい邸宅も撮影に使われていて
しかも、サーカスの支配人役は、四男の息子さんが演じているとのこと。
このサーカス、なんだか既視感が・・・と思ったら
二十代後半にスイスを旅した時に、チューリヒでたまたま遭遇したサーカス団そのものだった!
CIRCUS NOCK という昔ながらの哀愁のあるテントサーカス。
これぞ、ザ・サーカス!というような近距離でのめくるめく出し物や道化師に
まるで魔法の国に迷い込んだみたいな夢心地な気分になったものだ。
ずっと観たかったホンモノのサーカスにめぐり逢えた、あの時のキモチは今も覚えてる。
映画の中とは言え、こうしてここでまた逢えるなんて~。
うれしいなあ。
映画の中では1978年の設定だけれど、わたしが観た時と少しも変わらない。
あのふしぎなノスタルジックな空気感は、
あのサーカス団だけが持つ特別な時空の空気感なのかもしれないなあ。
この映画を観たら、チャップリン映画がすきな人はもちろん、
観たことのなかったひとも、きっとチャップリンの映画を改めて観たくなることでしょう!
屋根裏にしまってある「街の灯」のVTR引っ張り出してこよっと。(テープ、伸びちゃってるかなあ^^;)