自分がリュックを背負っていて誰かに忘れ物を入れてもらったり、または何かをリュックのポケットから出してもらうという時…。
クラクラするほどの懐かしさに捲かれるのは
わたしだけだろうか。
瞬時にランドセルを背負っていた約半世紀前のジブンにタイムスリップしてしまうのである。
小学生の頃、よく通学直前の玄関先で背中に背負ったままのランドセルのフタを母が開けて忘れ物を入れて貰ったり何かを取り出して貰ったりした。
体が憶えている背中に伝わる振動や感覚がそのままに甦り、思い掛けずちいさいジブンを追体験してしまうのだ。
懐かしさと切なさのないまぜになった感情…。
こうして今尚誰かがそばにいてくれるというありがたさに何だか胸が熱くなってしまう。
我ながら幾つになっても感受性が強すぎるせいなのかもしれないけれど〜!
小学生のキモチに瞬時に戻ってみたい方は、ぜひお試しあれ。
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