「もしもさ、ウチら三人のうちのひとりが犯罪者になったら
おかあちゃんどうする?」
台所でくちぶえを吹きながらお皿を洗っていた無心状態のわたしに
突然飛んでくる、11歳むすめの質問。
「え~~~。う~~~ん。 それは・・・お母ちゃん かなしいよ。 ってか、何でその質問?」
と、訊いてみると
漢字の問題で「犯罪」っていう字を書いていたから。だって。やあねえ。
娘はおしゃべりな方ではないけれど
こころの底を突然サーチ・ライトで照らすような質問を時々する。
それによってわたしもまた
自分の思考にはなかったようなことにまで想いを巡らせることになり・・・。
これって、ちょっとした脳トレ?
う~ん・・・我が子が犯罪。。。
それは、親として想像も出来ないくらい辛いことだろうな。
逆境に強いのが売りのわたしでも、それは勘弁してほしい。
ちょっと耐えられそうにない。
近年は、青少年犯罪のニュースを聞くたびに
その被害者・加害者両方の親御さんのこころに想いを馳せることのほうが多くなった。
青少年を持つ親は皆そうなのかもしれないね。
その質問で、なんだか暫し深く考え込んでしまったよ。。。
なので、むすめの質問への答えは、
ダークな思考を断ち切るようにバッサリと
「三人とも優しいから、自分から犯罪に手を染めるようなことはないね。
お母ちゃんには分かる!」 と断言。 (そう強く希望します!)
漢字練習から ドえらくヘビーなテーマが派生してしまった午後のひとときでした~。