わたし宛に、時折り届く白い封筒。
母の学生時代の たいせつなともだちだったひとからの手紙。
母を亡くした後、そのひととの手紙のやりとりに
たくさん たくさん元気づけられた。
そのひと自身、いくつもの深い痛みを乗り越えてきたひと。。。
悲しみを共有してくださり、いつも温かく見守ってくださった。
以来、季節ごとに 山陰の海の町から届く あたたかな手紙。
いつも封を切るたびに、ありがたくて涙がでてしまう・・・。
身内以外にも、こうして母のことを思い出してくださるひとがいるという幸せ。
娘のわたしたちのことまで 気遣ってくださる優しさ。
久しぶりに届いた白い封筒。いつもの達筆な文字。
関東の余震と原発事故の影響の心配をしてくださる、こころの温度の伝わる手紙・・・。
きちんとした手紙を書く機会がすっかり減ってしまった昨今。
返信をしたためるひと時は、わたしの雑多な生活の中の 束の間の神聖な時間。
いただいた手紙はいつも、母の笑顔の写真の傍にしばらくお供えしておく。
もうすぐ 母の七回忌。
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