パッションフラワーには体内時計を遅らせる効果を持つ物質が豊富に含まれていることが
研究の結果分かった、という記事が新聞に載っていた。
古くからパッションフラワーには、鎮静効果や睡眠導入効果があるといわれていたそうだが、
体内時計を遅らせる働きがあることがわかったことで、今後時差ぼけの治療薬としての
研究も進められるという。
これは、おもしろい!
なにがおもしろいって、パッションフラワーは和名が「時計草」なんだもん。
花の姿が時計みたいだからつけられた名前だったのでしょうに、
体内時計を遅らせる物質をその時計みたいな体の中に作っているなんて!
面白いなあ。イキモノの神秘だ。
しかも、この新聞記事のなかには「時計草」という言葉がひとつも載っていないのがこれまた不思議。
和名を知らなかったのか、あえて触れていないのか、それも謎だ。
マン・レイ 「Passion Flower」1930