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たいせつなもの。すきなこと。

中之島図書館と星々の悲しみ

2019-10-10 | 古い建物 のこと








いつも父の入院や手術の為に緊急で行くことがほとんどな大阪。

父が元気な時にと思い立って、今回は仕事の隙間の三日間小旅行気分。

友達とも会えたし
父と久しぶりにゆっくり話せてよかった。

最終日、父と自転車さんぽ。
中之島図書館へ。

今まで何度か来たことがあったのだけれど、タイミングが悪くいつも閉館。
今回初めて中へ。

明治37年の近代建築。
入り口には右から「大阪図書館」とある。大阪初の図書館なのだそうだ。

入口の階段が素晴らしく美しく、ドームの屋根のステンドグラスがこれまた綺麗。

時間の余裕がなく、残念ながら入口の階段を見学しただけ。

近かったらここに通いたい。。。

中之島図書館。
実はまだ見ぬうちからこころの中でその空間を想像で作り上げていたのであります。

というのも…
20年以上前に読んだ宮本輝の「星々の悲しみ」にこの図書館が出てくるのです。

そして、輝氏ご本人もまた学生時代に足しげく通い、たくさんの古典文学に触れたのもここ中之島図書館だったそうで。。。

短編の中で一番すきな「星々の悲しみ」。

わたしの脳内では勝手ながら建物内はもっと薄暗いイメージだったのだけれど、とても明るくきれい。
写真を撮っているひとも多く(撮影は入口のみ)、図書館の入口というよりもすっかり観光地と化しているようです。

「星々の悲しみ」
また読んでみようかな。

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