時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

方向音痴の効力

2022-04-13 | essay
すきな作家さんの展示を観に千駄木のちいさなギャラリーへ。

わたしは筋金入りの方向音痴。
そして地図が読めない。
それでも行ったことのない場所へ行くのはすきなのだ。

こっち。と思って歩き進むこと数十分。

へぇ〜こんなお店あるんだ〜。
おぉ〜魅惑的な古いお家だぁ。

キョロキョロしながら街歩きを楽しむ。

けれども、なかなか目的地に着かない。こっちで合っているはずなのだが。。。
これは…またもや迷子か。子じゃないけど。

暫し立ち止まってギャラリーの場所の地図をスマホで再度確認してみるが、自分がどっちから来てどっちに向いているのかが既にわからなくなっている。

ええい面倒くさい。
こういう時はひとに尋ねるに限る。
通りがかった女性に尋ねると通りの名前を挙げて説明してくださったのだが、その通りの名すらわからないわたし。

そこへ通りがかったおじさまが、「どうしました?」と立ち止まる。
見知らぬ三人が顔を突き合わせるフシギな図。

「なぁに、このまま真っ直ぐだよ〜」と笑うおじさま。あっさり解決。
あははは〜いやはやすみません!
ぐるぐる周って正しい道に出ていたようです。
お陰様で無事にギャラリーに到着しました。

困ったときはお互いさま、です!
互いに気軽に道を尋ね合える世の中でありたいものです。

そして、道に迷ってばかりの方向音痴人生も悪いことばかりじゃない。
思いがけない場所に出たり、すてきなお店を見つけたり、トマソン物件に出くわすことだってある。

この時は素晴らしい庭園風の公園に行き当たり、暫し水辺を散策。

見事なツツジとアヤメ(?)の饗宴も見ることができました〜

池の上には今年初にお目にかかる鯉のぼり。
もうすぐ端午の節句かぁ。
早いものです。






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