時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

探検ともだち

2010-05-20 | essay
日曜日。
14歳の我が家の長男、久しぶりに探検の旅へ。

彼には貴重な「探検ともだちS君」がいて、
小学4年生の頃からふたりでよく「探検」へ。
最初の頃は、近所の小さい川の上流を目指して
川沿いを行くだけだったのが、だんだんと距離が延び、
自転車でかなり遠くまで探検に出るようになった。

六年の頃、一時期もう数人加わっていたこともあったけれど、
やっぱり「探検」にはそりの合う2人だけのほうがしっくりいくのか、
いつのまにかまたS君と二人旅に。

さすがに中学生になってからは、ちゃんと夜には帰って来られるように
なったけれど、小学生のころはヒヤヒヤだったなあ。

どこまでも走り過ぎて夜になっても帰れなくて、
最寄駅に自転車を止めて電車で帰る羽目になったり、
完全に道に迷って田舎道で立ち往生し、
S君のお父様が車で拾いに行ってくれたこともあった。。。

最低限のお金しか持たず、ケータイも持たせていなかったので
やっと見つけた公衆電話から「すぐ切れるから!」と
慌ただしく連絡してきていたっけ。

中学生になって、彼にケータイを持たせたのも、
思えば「探検」で公衆電話がなかなか見つからないってことからだったな。

今では、いっちょ前にケータイのナビなんか活用しながら
相変わらずどこまでも走る「探検」の旅。

「可愛い子には旅させよ」だね。

S君とこうやって貴重な時間を共有できるのも、
同じような考えのご両親のおかげ!

いい「探検ともだち」と出逢えてよかったね。
高校生になったら、寝袋を持って本当の「旅」に出るらしい~


  ===== 「探検の旅」のひとしずく =====

   
  
          


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