もう観に行かれないかな・・・と諦めていたのだけれど、
やっぱりこれは観たいよ!と、思い立って観にいってきた。
「英国王のスピーチ」 さすが、コリン・ファース。
すばらしい演技力。
キャストも素晴らしい!イギリスの名優がぞろり。
コリン・ファースは「ブリジット・ジョーンズの日記」以来、
すきな俳優のひとり。
いかにも英国紳士たる高尚ないでたちながら、ユーモアのセンスもある素敵な人物。
数年前、T先生のお奨めで観た、1995年BBCの「高慢と偏見」の彼は、すこぶる好男子!
コリン・ファースはこのときのMr.ダーシーのハマリ役で、当時英国で一気にブレイクしたらしい。
スクリーンを観ていたら、
え!?この気品のある女性はもしかして・・・!?
なんと「高慢と偏見」のリジーでした。
これにはびっくり~。
リジー役のジェニファー・イーリー(エール?)は言語療法士ライオネルの奥様役で、
年齢より老け役だったみたいだけれど、相変わらず可愛らしい女性~。
一緒にスクリーンに映る場面は一瞬だけだったけれど、
年を重ねたダーシーとリジーみたいで、ちょっと感慨深かったなあ・・・。
そう思って観ていたひと、実は結構いるんじゃないかな。
それにしても、ライオネル役のジェフリー・ラッシュが助演男優賞を
受賞できなかったのは不思議。
こころに残る名演なのにな。
いい映画は、こころに栄養を与えてくれる。。。
しっかりと、養分いただきました。
桜もはらはらと舞う、穏やかな午後でした。