時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

映画「New York, I Love You」

2011-03-05 | 映画 のこと


ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を獲得。

彼女は美しくてすてき。 しかも!彼女の撮った映像がこれまた驚くほどいい。

しばらく前に、レンタルして観た「New York, I Love You」(2008年制作)
この映画は、各国11人の監督が撮った短編がひとつに編まれたオムニバス映画。

この中で、ナタリー・ポートマンが初監督した短編に魅せられた~。
父と娘がセントラル・パークで遊ぶ、何気ないシーンなのだけれども
うわあ~キレイ、って思う瞬間の連続映像!
ひとコマづつ止めて、写真として観たいくらい。
この俳優さんと子役も光ってる。

でも、そもそもこの映画を選んで借りたのは、
監督のひとりに、岩井俊二氏の名があったからなんだな。
ニューヨークをどんな風に描くのかとっても興味があったのだ。
案の定、このひとの撮った短編、とってもよかった。
こころの温度がほわっと上がるような。。。

この映画、ニューヨークの街並みも見所ですね。

映画って、ほんとうにいいもんですね~ って言いたくなるような、
映画を愛して止まないひとびとが想いを込めて作った、映画好きなひとのための映画。

深夜に、チカラを抜いて、のんびり観るのがおススメです。

 


トマソン

2011-03-04 | 古い建物 のこと

  

「トマソン」とは。
建物に付属・保存されている無用の長物。
創作意図の存在しない、視る側による芸術作品のこと。
実在した野球選手が、名の由来らしい。
赤瀬川原平氏の発見による芸術上の概念。なんだって。

コトバだけで聞くと、難しそうな話だけれど、
ぶっちゃけて言えば、街角で見つける謎の物体。
「なんだコレ?」「なんでココに?」というようなシロモノのこと。のようだ。

赤瀬川氏の有名な「四谷怪談」ならぬ「四谷階段」の写真を雑誌で観た。
こういうのすごくすきだ~。この階段、今もあるのかなあ。
興味のあるひとは、探して観てみてくださいませ。

このひとの書いたものが読みたくなって、図書館で探してみた。
いろいろありました!選んだ一冊は、「奥の横道」という随筆集。
というより、フォト・エッセイっていうのかな。
もう、題名からして惹かれちゃうよね。

        (日経新聞社 1999年発行)

うんうん、わかるなあ、ぷぷぷ。って思わずくすっと笑っちゃう。

ここのところ、続けて純文学に身を沈めていたから、
なんだか、共感しながらも、くくくっと笑える本は久しぶりだ。たのしい。

しかも、読んでいるうちに気づいたのだけれど、
少し前に、この赤瀬川氏の「ライカ同盟」による写真集も
図書館で偶然手にとって、知らずに借りて観ていたのだった~。

そこで、またも、想う。
「すきなもの」って知らないところでちゃあんと繋がっている!

わたしも、「路上観察学会」的な目線で、もっと町を見ながら歩いてみようっと!
路上といえば、NHKの「ブラタモリ」も深くてすきだ。
毎回、思わずどっぷり見入っちゃうんだなあ。

モノにも、場所にも歴史あり、ですね~。

   

 


ソラミミとキキミミ

2011-03-03 | essay

         

息子が、「おかーちゃん!!耳遠いんじゃね?!」と言う。
反抗期のくせに、まだ「おかあちゃん」というところは、カワイイ。

で、言われてみれば、最近聞き間違いが多い気がする。
いえ、以前から勘違いによる聞き違いは多いのだけれどね。

先日、整骨院の待合室で。
整体師さんとご高齢の患者さんの会話が聞くともなしに聞こえてきた。

 「生まれ変わりたいですか」 「ええ、ときどき」

え・・・?? なんてシュールな会話。と思わず聞き耳をたてる。
でも続く会話は、大真面目に痛みのハナシ。

どうやら、わたしの聞き間違いのよう。

きっと「・・・・・・痛いですか?」と、どこだか痛みの箇所を尋ねていたのが
そんなふうに聞こえちゃったのねえ。

ひとりで、可笑しくなっちゃったけれど、
こういう、一瞬にして謎に包まれて、ヒュ~っとこころが何処かに連れ去られるような感覚って
わたし、だいすき。

おもしろいから、ちょっとくらい聞き間違いもアリでしょう!


あったかい贈り物

2011-03-02 | essay

  

ニットの先生、おともだちのkさんの作品!

ハンガリーのおばあちゃん式、伝統的な編み方のルームシューズ。
のびちゃわないように、コットン糸を編みこむんだそうな!へええ!
さすが~、ニット師匠。目分量(?)のサイズもぴったり。

まだまだ寒い我が家には重宝します。
色合いもめちゃ好み~  大事にします。ありがとう~☆


     

こちらは、遅れたケド!って夫から。

味覚って、単純に「しあわせ」に直結してる。
おいしいチョコは、それだけでしあわせになれちゃうよ。

銀座本店で買ってきたらしいのだけれど、
「高いから、やっぱメ〇ーチョコにしようかと思っちゃったよ」

いっつも一言多いのが玉にキズだ。彼らしい。

6個入りなので、一日一個づつ味わっていただきま~す。サンキュ!


 


こころ年齢

2011-03-01 | essay

   

実年齢ってものは、変えようがないけれども
こころの年齢はいくつになっても自由自在。

末っ子絡みで出逢うママ友は、ひとまわりや十歳くらい年下のひともざらにいる。
わたしはあまり年齢を意識してひとと接する方ではないみたい。

子どもの年齢が同年代なら、親としての「親年齢」はほぼ同じ。
上でも下でもみ~んな同じ、って思ってしまう。

「下からはそうは思ってないものだよ!」っていつだったか、ひとに言われてドキリ。

そうなのかなあ?

確かに、同じように子ども絡みで出逢ったのに、ゼッタイ敬語を崩さないひとも時にはいる。
仕事上とか、別のシチュエーションで出逢ったなら致し方ないけれど・・・。
あ、このひと、すごい年上って意識して敬語なんだなあ…って気づくと、ちょっとさみしい。

そうかと思えば、うちに母子で遊びにくるたびに「実家みたいで眠くなるんだ~」って言うママ友がいる。
彼女はちょうど一回り下。

おいおい、あたしゃ、こころ休まる「オカアサン」??
ま、それも嬉しいことよ。ピリピリした関係よりずっと心安いもの。

こころの年齢だけは、フリーでいたいものです。ね!

 


メッセージ♪

コメント欄は設けておりません。お便りはこちらからどうぞ♪

ブログ村

にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村

心象風景写真へ。

人気ブログランキングへ