時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

小さな一刀彫のおひなさん

2013-03-06 | essay



お雛さんはすぐ仕舞わないと婚期が遅れる と云われるけれど
急いで仕舞うのはお名残り惜しいので、毎年翌週くらいまではそのまま飾っている。
あんまり早くお嫁に行かれちゃったら寂しいしね。

娘のお雛さんは、奈良を旅行中に「白鹿園」さんで一目惚れして
はるばる我が家へやってきた奈良人形。
染川宗進さん作の一刀彫のお雛さん。

当時1歳になったばかりだった娘も、もう11歳。
歳月の過ぎるのは早いもので、あれから丁度10年も経ったのね。

あの時、「だんだんと木に味わいが出てきますよ。」
と仰られていた通り、木肌に深みが出てきたような気がします。

何事も直感と本能優先のわたくし。
この時の 旅先での迷いのない大きなお買い物、我ながら大正解。
一期一会の よき出逢いでした。

この小さなお雛さん方が、末永く娘を守ってくださることでしょう!

娘には母から贈られたビスクキューピーのお雛さんもついていることだし
みんなに守られて幸せな一生をおくることでしょう~

 なあんて、安穏としたことばかり言っているようですが、
上向きな洋々たる自己暗示も、これまた大事なんですな!


ならまち辺りや、大仏っさん。。。とてもすきな場所。
また奈良へのんびり行きたいなあ~。


おひなさんちのリフォーム

2013-03-03 | essay



きょうはおひなさんの日。

わたしのおひなさん。
昭和40年代に流行った団地サイズ。

だんだんガタがきて、ケースのガラスが割れてしまったり
数年前にはとうとう木枠の糊付けがすっかり乾燥して自然崩壊。

ここ数年は人形だけを別の場所に飾っていたのだけれど
今回、思い立って平成の大改修を決行。

ケースをしっかり木工用ボンドで糊付けし、扉も開閉出来るようになりました~。
割れていた中段のガラスも、夫にジャストサイズに切ってもらって元通り。
おひなさん宅のリフォーム完成です。

昨年、ぽろリと取れたお内裏様の烏帽子&ヅラもしっかり糊付け。
きりりと男前になりました~。

おひなさんを飾るのって、幾つになってもやっぱりたのしい。

《 お雛様は、女の子ひとりひとりのお守り 》 なのだそうだ。
だいすきだった伯母が贈ってくれたこのおひなさん。
わたしがこの世に居る間は、毎年飾ってあげたいな。

この先おばあさんになっても、「おんなのこの気持ち」は忘れずにいたいものだなあ。






アカハライモリがやってきた。

2013-03-01 | essay



 息子2号がイモリを飼いだした。

小学生の頃、いろんな小さな生きものを飼うのは主に長男。
次男殿は、兄を真似て飼ってもすぐ飽きて放っておくので、
結局長男が面倒をみる、というのが定番だったのだけれど
14歳ともなれば、さすがに彼も成長しました。
今回のイモリ熱は入れ込み方が違うみたいね。

そういえば、同じ14歳の頃、わたしは自分の部屋でハツカネズミを飼って
ネズミ算式に殖やしてしまってたいへんなことになっちゃったんだよねえ~。

彼は、カメレオンを飼ってみたくていろいろ調べたらしいのだけれど、
飼育が難しい上に、桁が違うと分かったので
この先、働いてひとり暮らしをしてから飼うことにしたのだそうだ。

というわけで。二番目に飼いたい「イモリ」が我が家にやってきた。
これがまた、なかなかかわいい。
ちょっとおなか側の赤い柄は苦手なんだけれどね。

そういえば、去年の春 奄美の田んぼで
野生のイモリどんを手ですくって撫でてみたっけ。
あのこもかわいかったなあ。

次男は熱帯魚屋で選んでオスとメス一匹づつ購入。
オスはゴツっと雄々しく、メスは色白(?)でちょっとしなやかな動きなのね。

寿命がどのくらいなのか わたしは知らないけれど
キミの新しい相棒たち、元気に長生きするといいね。




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