外苑西通りにあるすてきなお店。
ミナ・ペルホネン ピース へ。
品揃えがすてきなのはさることながら
お店の佇まいがなんとも格別。
通りからみたら店内が薄暗く、お休み?と思うほどなのだけれど
中に入ると、ちょうどいい心地よさの灯り。
天井から下がる、たくさんのあたたかな電球がやわらかくて気持ちいい。
ガラスケースの中に並べられた品物を
お店のひとに出してもらって見せてもらう。
ヨーロッパのちいさなお店にいるような・・・
日本ではちょっとないムード。
もしくは、古き良き時代の懐かしいお店みたい。
静かで落ち着いた灯りのもと
ガラスケースから出してもらった
「ボタン」や「はぎれ」などをゆっくり選ぶ。
とてもゆるやかに流れる時間。。。
こういう時間、すきだなあ。
入口のアイアンのひさし!
陽射しに舞うちょうちょがなんともかわいい。
通りがかったら・・・ぜひ見上げてみてください。
ずっと気になっていながらなかなか目にするチャンスのなかった本。
「SKETCHTRAVEL」
このたび、図書館で他館より取り寄せてもらって
やっと観ることができた。
壮大なるたのしいプロジェクト。
旅するスケッチブック。
世界12カ国71名のアーティストの間を
4年半の歳月を掛けて手から手へと
直接手渡しで旅して描き足され、一冊の「本」となったもの。
ドラマだなあ。送ったりせず手渡しってのがすてき。
このスケッチブックの旅のラストを飾るのは、日本を代表するアーティスト宮崎駿さん。
世界で一冊のオリジナル原本は高額で落札され
「room to read」という子ども教育の国際NGO団体に全額寄付。
もう既にアジア5カ国に図書館が建設されたのだそうだ。
すばらしい発想!!アートのチカラってすごい。
フランス人と日本人、ふたりのアーティストの発想から実現した奇蹟。
この、ひとの手から生み出され、手から手へと温かさの積み重なったスケッチブック。
人々の「善」の詰まったすばらしいプロジェクト。
遠い先の未来の地球人にも確実に残したいほどの宝ですねえ。
オリジナル原本は地中深く厳重に埋めておいて
何世紀も後に「古代芸術発掘さる!」なあんてのもオモシロイかも!?
それはないか~(笑)
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