LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり・・・

2018年10月06日 09時16分09秒 | 日本酒

 だんだんと夜も涼しいから寒くなり、熱燗が美味しくなってきました。

 酒飲みの私ですが、四季を通していただくのが熱燗です。
でも今年の様に酷暑の夏はキンキンに冷蔵庫で冷やした発泡酒でした。
キンキンに冷やすと雑味の成分が落ち着くのか発泡酒の方が美味しいのです。
加えて安いし・・・・

 これからは、いよいよ熱燗の季節です。
ラブラドル犬3頭を相手にして飲んでいたのですが、今年は猫を膝の上に抱いて飲むようになるのかもしれません。
子供の頃に父親と銭湯に出かけた帰りに酒屋での角打ちを父親がしていたのが記憶の底にあるせいか、落ち着いて酒を飲むというのが性に合いません。

表題の様に老成した飲み方はできませんが、海外の短波放送を船舶用の業務用受信機で聴きながらいただく熱燗はなんともいえません・・・
なんともオタク的な飲み方ですが、TVや好きなビデオを見ながらや本を読みながらと人によっていろいろな好きな事をしながらですから、まあまっとうの部類に入るのかなと思いますが。

 でも、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」なんて粋な飲み方をしてみたいですね。
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熱燗が旨い季節になってしまいました・・・

2018年10月01日 22時37分56秒 | 日本酒

 ようやく10月になりました。
熱燗が美味しい季節になりました・・・


 今年は6月末に梅雨が明けてから毎日暑い日が続きました。
基本的には辛口の純米酒を通年いただいているのですが、今年はキンキンに冷えた発泡酒でした。
 本業をリタイアしたからと言って、いきなりアルコールを止めにするのは大変な事です。

 一応は化学の勉強を工業高校から10年もの間学んだので、基本的な知識はあるのですが、でも「美味しい日本酒は旨い!」
 アルコールは糖分が発酵してできたもので、炭素原子と水素原子と酸素原子から構成されているので、しょせん雑味が混合されて醸造されたり、蒸留してアルコール分が高濃度になったりしているだけです。
元となるものも、米だったりサツマイモだったり他の穀物だったりいろいろです。
 確か発酵学の授業では、人類は猿が木の洞に木の実をしまい忘れてそれが雨に打たれて発酵したのが初めだとか。

今までにいろいろと飲んだのですが、今年は発泡酒と辛口の純米酒の美味しいのを見つけました。
どれもホームセンターで売られているもので、店の奥の冷蔵庫で鎮座しているものではありません・・・
 前者は500mlで116円、後者は1合88円の税込み価格です。

 純米吟醸酒なんて1升瓶でかなりのお値段するのも清水の舞台の気分で期待して購入してみると・・・
ビールのCMで見目麗しい女優さんが「旨い!」なんて飲んでいて、期待してみると・・・

 やはり、自分の五感で確かめてみないといけませんね。
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酒の肴に山頭火・・・

2018年06月10日 09時57分39秒 | 日本酒

 ここのところ日が沈んでからの酒の肴に山頭火の草木塔で飲んでいます・・・

 若い方には山頭火と言っても判らないでしょうが、私が高校生の頃にはよく読みました。
 現代国語の担当教師が授業中によく話してくれました。
 自由律の発句でした。

 どの句が好きなのと聴かれてもこれといっては不明なのですが、虚無的な全体の句が好きなのです。
 たぶん、山頭火の生まれてからの経歴が句全体に表現されているのでしょうか。
 
 山頭火の日記を見るとこんなことが書いてありました。

  「うまい酒を飲むべし。
   うまい酒は多くとも三合を越ゆるものにあらず。
   うまい酒は、自他共に喜ぶものなり。」

 私の場合、旨い酒は3合ではとても足りません・・・
 なんだか、毎日山頭火の句集を読んでいると、いま途中の板東33箇所の札所が結願したら四国88箇所に行きたくなりました。

 還暦を過ぎると、いろいろな塵や芥を含めた煩悩がついてまわります・・・

 
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甕口酒・・・

2018年03月31日 20時36分38秒 | 日本酒

 何とか宮仕えを終了しました・・・

 弟から、秩父の秩父錦の酒米は美山錦、精米歩合は6割の甕口酒をいただきました。
 いわゆる、しぼりたての日本酒になります。

 所謂蔵人しかいただけない日本酒です。
 アルコールの度数もたぶん20度を超えています・・・

 そんな、日本酒を今日は息子が持参したサーモンをおつまみにいただきました。
 今まではそんな美味しい酒の肴をいただくことはありませんでしたが、グローバルな状況になるとあり得るのですね。
 息子に言わせると、薀蓄を話すだけで美味しい物は話しません・・・
 
 酒のみにとっては、何でもいいのですが、美味しいものが無くなるのが困りものです。
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アルコール依存症・・・

2017年12月28日 17時40分43秒 | 日本酒

師走も残すところあと4日余りとなりました。
今回の入院で獲得できたのは、読書量の増加とアルコール摂取の抑制でした。

多分ここ四半世紀でひと月あまり(正確には28日間・・・)もの期間アルコールを摂取しなかったのは今回が初めてでした・・・
γ―GPTの値が人間ドックや仕事場の健康診断で気にはなっていましたが、今回のように長期間のアルコール摂取の抑制は可能なのですね・・・

 正直書きますと、物置の冷蔵庫には退院祝いに飲もうと考えていた、各地の純米酒一升瓶が確か5,6本冷えて保存されています。
確か、あらばしりと称するいわゆるしぼりたての火入れをしていない純米酒も何本かあったはず。
だけれども、帰宅してから飲もうという気がしません。

 原因は仕事のストレスなのかなと思います。
私自身は三十路までアルコールは殆ど飲みませんでした。
しかしながら、あることがきっかけでかなりの飲酒になりました。
やはり、何かのトラウマがあると飲酒が過度に進みます・・・

でも何よりも、アルコールを飲まなくなったのは、勉強をする時間が欲しくてもったいなくなり飲まなくなったのだと思います。
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純米酒と民俗学・・・

2017年10月15日 19時04分42秒 | 日本酒

 今週の週末は当地ではお祭りでした・・・
 毎年雨にたたられています、秋霖と同期しているのでしょうか。

 今週末は予定が入っていないので、研修で帰省していた息子を東北新幹線に送るだけが今日のミッションでした。
 週末の予定がないときは、純米酒と読書に限ります・・・

 先週から、秋田の高清水を冷蔵庫でキンキンに冷やしていただいていますが、大変美味しいのです。
 同じ銘柄の純米酒を一年問通していただいていると、味が変化するのが判ります。

 でも最近は、日本酒も年間を通して生産しているためか、意外と夏のロットが美味しいのです。
 昔は、それこそ桶単位で微妙に異なっていたのでしょうが、いまやタンクでの生産になっています。

 今回のロットの高清水の純米酒はすごく美味しいのです。
 一升を二日でいただいてしまいます。

 肴は、当地の大根をノド黒の煮干しで炊いたものだけです。
 不思議なのですが、翌日の二日酔いはありません。

 いつも日本酒をいただくと、夜中に喉が渇いてしまい、起きてしまうのですが、それもありません。

 そして、羽毛のシュラフに潜りこんで、宮本常一の文庫本を読んでいるのが至福の時間になります・・・
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浦霞純米生酒・・・・

2017年06月07日 21時00分03秒 | 日本酒

 先週の週末にかけて、東北地方の半周旅行をしてきました。
 主目的は息子の勤務地の確認と旨いもの探しでした・・・・

 東北地方はやはり、海岸沿いのあたりです。
 私の住んでいる関東地方の内陸では、やはり便利なのですが・・・・
 日本海側でも太平洋側でも日本は海産物に恵まれています。
 
 息子の勤務地から歩いて行ける距離に、水産物の卸売市場と日本酒の酒蔵があります。
 卸売市場では、私の住んでいる所と比べると、鮮度と価格をだけをファクターとすると、五分の一くらいかなと感じます。
 たぶん、この地域に住んでいたら毎日卸売市場に通ってしまいます。
 新鮮なアジ、メヒカリ、アナゴ、タコ、もうカツオやカニなんてめではありません。
 クジラ肉もありました・・・・
 もう、年金生活でも毎日通いたいくらいです。

 そして、日本酒の酒蔵、知る人ぞ知る「浦霞」の酒蔵が息子の勤務する仕事場のそばにありました・・・
 もう私でしたら、毎日帰宅するたびに寄ってしまいます。
 1日三合の日本酒がこれだけの酒の肴で過ごせるならと、考えてしまいます・・・

 今回は、「浦霞純米生酒」を二本購いました。
 1本は弟に、2本目は自分用に。

 正直言って、「美味い!!」、月・火・水でなくなりました・・・・
 明日からはどうしようか・・・
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高清水純米大吟醸・・・

2017年04月03日 21時07分35秒 | 日本酒

 一年以上も続いた個人情報を悪用した事案も、犯人が偽計業務妨害罪で逮捕起訴されて一件落着しました。
何よりも、犯人が以前一緒に仕事をしていた私の部下であったことが驚きでした・・・

 憎むべきは罪なのでしょうが、それにしても被害額が多額で多方面にご迷惑をかけて申し訳なかったとともに、行為自体が悪質過ぎました・・・
 本人に何故と問いかけたくもありますが、所在不明の現在では、何としても聞きようがありません。

そんなこんなで、霧の中にいたような気分が、桜も開花して春めいてきたせいもあり、美味しい純米酒が飲みたくなりました。
ちょうど、拙宅の杏の花も咲き、サクランボの花も咲きました。
この一年間余りの間のいやな気持を杏とサクラが祝福してくれているような気持になりました・・・

 近くに再開店したストアが日本酒のコーナーが充実したことを思い出して、秋田の高清水純米大吟醸を購いました。
辛口の米どころ秋田の美味しい純米酒です。
一晩で一升を呑んでしまうのは久しぶりでした・・・
つい飲みすぎてしまいました・・・

 「冷酒と親の意見は後から効いてくる・・・」父親が元気だった頃に耳にたこができるくらい聞かされたことを改めて思い出しました。

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献血記念・・・

2017年03月07日 20時35分05秒 | 日本酒

 今日は何とか早く帰宅できました・・・

 帰宅したら、息子が宅配が届いているよとのことでした。
 何も頼んでいないので訝しげに見ますと、「献血記念」とありました

 確かに献血は二十歳の頃からしており、80回以上はしていましたが・・・・
 老人への感謝なのでしょうか。

 小包を開けると、感謝状と小ぶりの素敵な日本酒用のガラスの猪口が入っていました。
 そんな気持ちで献血をしているのではないのですが・・・

 小ぶりの猪口は妙に気に入りました。
 なんだかこれに合う、日本酒はなんだろうか・・・

 先日気になっていた、秋田の純米吟醸高清水がいいのかなと勝手に決めてしまいました。
 ガラス製の猪口をキンキンに冷やして高清水の純米吟酒・・・・

 なんだか、せっかくの献血の感謝の品なのですが、血圧を上げてしまいそうです。
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息子からの純米吟醸酒・・・

2017年02月22日 22時38分33秒 | 日本酒

 先週の私の誕生日に宅配便がありました・・・・
 息子の大学の生協からでした。

 開封してみると、純米吟醸酒でした。
 醸造学科がある大学ですから、不思議はないのですが・・・・

 でも、なんだか嬉しく思いました。

 息子が醸造した日本酒なら、もっと美味しかったのでしょうか。 
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