昨日の午後と本日の午前中の時間を費やして、今までのアマチュア無線関係の書類を整理しました・・・
いわゆる「終活」ではありませんが、アマチュア無線を始めたころの海外との記録や、個人輸入をしていた頃の文書や通信機のマニュアルの整理でした。
遡る事、1970年代のアメリカやヨーロッパから来た、タイプ打ちの文書や測定器のマニュアルでした。
今はもう跡形もないガレージメーカーもいくつかありました・・・・
何とか、今日の夕方までにA4のフラットファイル10冊に、カテゴリー毎に整理しました。
でも、ここ40年ばかりのことなのですが、なんだか日本の文化と諸外国の文化に触れることができました・・・
たかが、アマチュア無線の事なのですが、「あれれ・・・」と思うことしきりです。
小さな、測定器や部品なのですが、各々の部品に番号がふってあり、故障または損傷した場合は、○○ポンド、○○ドル、○○マルクで、送料は○○と記載してありました・・・
まだ、ユーロなんてありませんでした。
まあ、日本のように、単一民族国家でしたら、秋葉原に行けば、なんでも手に入る国ですから・・・・・
そういえば、10年ほど前に、イギリス製のトレーラーが故障して、部品がどうしても必要になり、ディーラーに行きましたら、「半年かかりますよ・・・」とのことでしたが・・・
仕方ないので、インターネットでその部品を販売しているイギリスのウェールズ地方の辺地にあるメーカーに問い合わせたら、何のことなく二週間ほどで日本の辺地に届きました・・・・
イギリスのそのメーカーは、たかが極東の小国の個人が必要としているものでしたら、いつでも探していただけるような文面でした。
なんだか、たかがアマチュア無線やトレーラーの趣味の世界ですが、儲からないと言ってはリストラしたり、生産を止めたりしている世界とは、器量が違う世界を垣間見た様な世界を見ることができました。