ようやく関東の辺地にも春の気配がやって来ました。
春の気配はやはり太陽光の強さですね。
先日我が家から車で1時間ほどの里山にある、温泉水を買いに行ったときに、車を運転していて、「ムラムラッ!」と何とも言えない衝動が湧いてきました・・・
爺の私でさえ、このような刹那的な気持ちになるのですから、昆虫も野鳥も太陽光線の強さから春の兆しを知覚して、スイッチが入るのでしょうね。
ましてや、これからサイクル25に入ろうとしている、今日この頃ですから余計なのでしょう。
先週の週末は、今週の木曜日に予定されている、ISSとのアリススクールコンタクトの準備で知人の会社のビルの屋上にアンテナを設置することになり、久しぶりにツナギに着替えての仕事でした。
ビルの屋上からは、満開の梅の木に止まったウグイスが鳴いており、何とも優雅なアンテナ設置の麗らかな日でした。
オジサンとお爺さん7人の合計年齢が400歳近くになるアマチュア無線家が集まり、仮設のタワーとF9FTを組立てました。
私は2年前のアリススクールコンタクト以来の144MHz帯のF9FTでしたが、やはりクロス八木で11エレメントでしたから、エレメントの組み合わせをビルの屋上の屋根で行うのは初めてなので、大変苦労しました。
導波器のエレメントが5mm違いであったり、マニュアルが屋外で太陽光が眩しくていけません・・・
やはり、爺さんには短波帯のBare footのDipoleがちょうどいいのではないかと、つくづく思いました。
リタイアした頃に会議で同席した、二文字コールのOMから「リタイアしたからって、高いタワーと大きなアンテナにキロワットなんて考えは止めた方がいいよ!!!」と冗談雑じりに言われたことがありました。
ヘソクリはなんとか出来そうですが、サイレントキーになった後に、家族がガラクタの処理に困るのだとか・・・
確かに、送信機や受信機は普通のラジオにもテレビにもならないし、アンテナタワーなんて洗濯物を干せないし・・・
爺さんにはせいぜい20メータバンドのダイポールが設営も撤去も簡単で、ちょうど似合いなのが、今回改めて理解できました。
それにしても、3月の太陽光は日に焼けますね。
今日は、顔がヒリヒリします。
シミだらけの爺さんにならない様にしましょう・・・