ここのところ、無線関係の講師の仕事が続きブログの更新も滞っていました。
いろいろな御質問をいただいて、その回答を作成するのですが、御質問をする方の属性が不明なので、どのレベルから説明をしたらいいのか不明です。
回答としては、ある程度の知識を前提にして説明するしかないので、しかたありませんが、学齢児にいきなり複素数とか三角関数に位相の説明をしても難しいので、苦労します・・・
さて、無線関係続きですが、4月1日に自分の開局している無線局免許の変更申請の審査が無事終了しました。
このペースで行くと、固定局の1Kw予備免許や本免許は年末のブーベ島には、到底間に合わないでしょうね・・・
ここ20年ほどは新しい無線装置を購入したことがありませんが、知人のOMから新品を購入したけれどスイッチがありすぎて使えないとのことで、いただきました。
現在は同じ識別信号で固定局と移動局を監督官庁から許可いただいていますが、アメリカなどの様に所謂包括免許制度でないので、所有している送信装置や利用する周波数帯が変更になるとその度毎に変更申請を行い、無線局免許証の書き換えを行います。
若い年代相手の方の講師をしているので、無線局免許状と使用している送信機が異なっていてはいけないので、手放したり譲っていただいたりする毎に変更申請をしています。
日本のアマチュア無線人口も90年代の140万局近い時代から、現在は38万局程度になり、運用している無線従事者も60歳以上がおそらくは70%近いのではないかと思います。
毎月送られてくるQSTに出てくる方も、お腹の出たお爺さんがほとんどになり、昔のラジオ少年のなれの果ての風情があります。
ITだとか、 DXだとか、AIはたまたプログラミング教育の普及なんて旗を振っていますが、今の時代の基礎を築いた先駆者達の中には嘗てのラジオ少年が多数いたと思います。
でも、こんなことを言っても「真空管時代とは違いますからね・・・」なんて言われてしまいそうですね!!