毎年この時期になると、結婚するまで住んでいた実家から300m程のところに在る神社に東南アジアの南方から渡ってくるアオバズクが鳴いていました。
アオバズクのことを母親は「ホーツクが今年も又やって来た!!」と話していました。
確かに「ホッホッ」と鳴いていました。
大学の実験結果を報告書で提出するのに、この時期に明け方まで作成しているといつも鳴いていました。
何処に居るのかと、双眼鏡を持って神社に行ってみると、欅の古木の樹洞に首だけを出していました。
桜の咲き始める時期になると、「ヒフーヒフ-」と鳴いているウソが桜の囓って囓っていないか、桜の開花そこのけで観察したくなったり、初夏のこの時期になるとアオバズクの鳴き声がしないかと想像を巡らしてしまいます。
爺さんとなった今も、アマチュア無線も野鳥観察も10代の頃からの変わらない趣味ですからしかたがないですね。