週一度の買い物に出かけたところ、レタスが思いの外安くて2個も購入しました。
帰宅してから、レタスの外皮を取り除くとイモムシの糞が沢山出て来ました!
外皮の下を見たところ、いましたいました!
長さ15mmほどのイモムシで、まだこれから何回か脱皮をするようです。
日本での鱗翅目の所謂蝶や蛾の種類は分類すると5,000種ほどはいると思います。
でも、普通の生活範囲で識別可能なのはせいぜい200種ほどだと思います。
早速シャーレにいれて、ルーペと顕微鏡で観察をしましたが、どうも識別が出来ません。
しばらくはレタスの葉をちぎって、週齢幼虫から蛹になり変態する様子を観察して同定をしてみることにしましょう・・・
表題に書きましたが、学生時代の専攻は分析化学でしたが、肝心のお仕事は全然関係の無いお仕事に従事しました。
趣味は小学生時分からアマチュア無線が続いていて、途中でカヌーやアウトドアになり、まあ現在は周囲からも「道楽」と表現されてアマチュア無線が続いています。
でも、よくよく考えると昆虫の完全変態・不完全変態に興味がありました。
私の居住している地域は元々が武家屋敷が多く、家屋の周囲が現代の様なブロック塀では無くて、カラタチの生け垣が殆どでした。
当然ながら小学校の生け垣もカラタチで、休み時間や下校時には、ナミアゲハの卵から4齢の幼虫、更には蛹から脱皮まで観察できました。
まあ、この観察を続けていたら、いまごろは別の世界の学問を専攻していたかもしれません。
リタイアしてからは、縦振り電鍵のモールスで世界中と交信している道楽も楽しいのですが、久し振りに顕微鏡を使ってイモムシの世界を観察するのも世俗から離れているのも道楽としては楽しいものです。
朝から古希爺さんの戯言でした。