何時の頃からか、新聞に「限界集落」なんて新語が載る様になりました。
当初は「居住人口の年齢が65歳以上が半分を超えているような集落」と言う定義だったような覚えがありますが、最近気になりましたが、住んでいる自治体地域も世代交代が上手く出来ていないせいか、だんだんとそうなりつつあります。
先日、配偶者の実家の事で管轄の警察署から連絡があり、空き巣に侵入されたようだとのことでした。
実家は岳父と丈母が居住していましたが、先年亡くなり空家になっていました。
管轄の警察署もG7サミット人員派遣で繁忙の中、現場検証をしていただいた様でしたが、その分譲地で3桁を超える空き巣事案が発生したようでした。
1970年代に開発分譲された場所は住宅取得年齢層が80~90歳の年齢になり、当時の子供達は他に居住地を求めたために、小学校は廃校になり、いきなり「限界分譲地」になってしまった様子です。
恐らくは首都圏近郊ではこのような限界分譲地が数多く出始めた様ですが、分譲された当時からはある程度は恐らく想定されていた事だと思います。
さらには、人口増の鈍化に加えて少子化になり、分譲地がある自治体の税収入の減少と保健医療費の負担増で恐らく最悪の場合は「消滅自治体」なんて新語が出てきています。
なんとも、これから「後期高齢者」なんて単語で一括りにされる爺としては
どの様な近未来になるのか・・・
今日も朝から爺の戯言でした。