先日から「爺チャリ」でのサイクリングを始めたのですが、一級河川のサイクリングロードをポタリングしながら気がついたのですが・・・
双眼鏡で見ていると、自作の木造のカナディアンカヌーをパドルを操りながら、川下りをしているお爺さんがいました。
テトラポッドの上からフライをキャストしていた爺さんが2人いたり、私は水分補給をしながらコウライキジ・オオヨシキリ・コジュリンや鉄道の鉄橋の上に止まりながら葦原のハタネズミを捕まえようとしているチョウゲンボウがいるのを双眼鏡で見ていたり・・・
今まで人生の中で楽しんできたカヌーやフライフィッシング・野鳥観察の趣味が、我が家から自転車で10分も掛からない場所で楽しめる穴場が在ることを発見しました。
今までは、「あそこに行かないと出来ないとか楽しめない・・・」と条件付きで考えていたことですが、爺さんになってみると外見に気を遣わなくなり、平日の昼間からプラプラと自転車に乗っていても職務質問を受けることも無いだろうと思いました。
この分だと堤防の上でラジウスを使ってインスタントラーメンを作って食べたり、寒くなってきたらアルコールバーナーで純米酒を温めて呑むのもいいかもしれません・・・
忘れていましたが、HF帯のQRP運用が可能なトランシーバを使って堤防の上からCWで世界中と交信も可能かなと思います。
毎日の生活の過ごし方を一歩踏み外したら、自転車一台でも楽しみが広がることに気がつきました・・・
これからは風来爺さんになりそうです。
確か平賀源内の雅号は風来山人だったような・・・