数日前から、ドイツのフォルクスワーゲンの事がマスコミを騒がせています。
フォルクスワーゲンと言うと、個人的にはVW1302Sを思い出してしまいます。
以前にこのブログにも書きましたが、父親がまだ現役だった頃に、社用車として乗っていました。
たまに、免許取りたての私にも運転させてくれました。
父親とやんごとなき用事で、私が免許取りたての冬に松本までスパイクタイヤを付けて日帰りをしたこともありました。
碓氷峠の旧道は怖かったな・・・
今の私でしたら、息子と行くか不安です。
確か排気量が1500cc、ミッションは4速、車体はベージュ色というよりは、くすんだ肌色でした。
私が10歳ころから、20歳を過ぎるまで父親は乗っていました。
最後のオドメーターは570,000kmを超していました。
それでも、トランクリッドは錆びていましたが、エンジンは故障したこともありませんでした。
車載工具は確かハイコでしたか、頑丈な鍛造の工具でした。
車載工具だけで、エンジンがばらせると父親が話していましたが、本当だったのでしょうか・・・
私のような不器用な初心者が運転しても、クラッチは正確につながるし、悪路もなんのそのでした。
でも、あれから40年以上の時間が過ぎました。
日本の自動車メーカーがまだ産声をあげた頃でしたが、切磋琢磨して今の自動車産業界があるのでしょうか・・・
あの頃のVW1302Sがあったら、また乗りたいなと思います。