:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ 花見でいっぱい -バチカンの桜-

2011-04-05 21:47:58 | ★ バチカンの桜

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花見でいっぱい 

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大震災、巨大津波、深刻な原発事故・・・あまりのことに茫然自失、犠牲者を偲び喪に服するというか・・・ブログ更新には全く心が向きませんでした。ただ、アクセス解析を見ているうちに、意外と訪問者が減らないことに気づき、やはり何か書き続けねばと気を取り直した次第です。

本来なら、「教皇暗殺」 の問題に戻って、予定通り 「なぜあなたは死ななかったのか?」 について書く順番ですが、まだそこまで気持ちの整理がつきません。

そんなところへ、ツイッターにダイレクトメールが入り、こんなときこそ何か楽しい話題を、という注文がありました。それで、全く関係のない軽い話ですが、最近行った桜の花見の写真をご披露いたしましょう。


まずこの写真、ステッキの平山司教様の87歳のお誕生祝いに、日本料理屋でお寿司と天ぷらを食べて、その足でバチカン庭園へ向かいました。白い髭はおなじみスアレス元神学校院長、背の高いイタリア人は、バチカン国務省のドクタ―S氏


7年前にバチカンに植えられた約20本のソメイヨシノ、高松に神学校が出来たのを記念して、地元三本松の町民が教皇ヨハネ・パウロ2世の散歩道に寄贈したものでした。私はその実現に何年も粘り強くバチカンと交渉しました。植えた時は私の親指ほどの太さの苗木だったのが、今は私の腕ほどの太さに成長しました。司教様の誕生日の花見は、上品につつがなく終わりほっとしました。ここはドームを見上げる格好の位置にあります。

ところが、であります。その話を聞いて、いいな、ぜひ私たちも、という希望が寄せられました。ドクターSの奥さんと子供たち、奥さんのお母さん、そして懇意の日本料理屋の女性オーナーと息子とそのフィアンセたちです。圧倒的な要望に押され、次の土曜日の昼に決行となりました。(もちろん全てバチカン当局に事前に人数や時間、行動内容などを詳しく申請して、職員とその家族・友人と言うことで、特別に許可を取った上での話です。)

桜並木の散歩道の端に、石のテーブルと椅子があります。簡単なお弁当も用意してもらいました。教皇の散歩道で、桜の花見パーティーとは大胆不敵な!

前回は八分咲きだったのが、この日は満開。そよ風に惜しげもなく花吹雪が舞いはじめて、もう気分は最高!


アップルの携帯電話から、サクラ、サクラのメロディーが流れ、歌詞を知っているものは歌って、無事シャンシャン!

私たちは3時きっかりまでに姿を消さねばならない手筈になっていました。衛兵が異常がないか見回ったあと、4時から教皇ベネディクト16世がこの近く、庭園のどこかをお散歩なさるはずだからです。

最後にクイズを一つ。

この写真に、あなたは人が何人写っていると思いますか?

ヒント: ちょっとした発想法の転換が必要です。

当たった人には来年のバチカン花見の招待券を贈りましょうか(笑)。

種明かしをしたい気持ちをぐっと抑えて、答えは次回のお楽しみ!

(多分誰も当らないかな??? ふふふ!)

コメント (10)
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