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第47回「ホイヴェルス師を偲ぶ会」のお知らせ
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ホイヴェルス神父様の47回目の「偲ぶ会」(追悼ミサ)の日が近づいてきました。私がお世話役を引き継いでから、早いもので7回目を迎えます。
コロナ禍の間は、日本全国でほとんどの催し物が中止を余儀なくされた中、不思議なことに、この「偲ぶ会」だけは休むことなく続けられ、昨年は50名を超える方々が参加され盛況を呈しました。神様の不思議なお計らいだったと思います。
1977年に亡くなられたホイヴェルス師の生前を知る人は84歳の私の世代がおそらく最後ですから、直接師の薫陶を受けた人の多くはすでに帰天されています。
生誕から数えれば134年になる一人の宣教師の追悼ミサが、半世紀近く毎年絶えることなく続いた例が他にあったでしょうか。生涯を通じて一人で3000人以上に洗礼を授けた宣教師がかつておられたでしょうか。その幅広い功績が認められて外国人に与えられる最高の瑞宝章を受勲した宣教師など聞いたことがありません。
受勲されたホイヴェルス神父様
私はこの7年間、師が遺された作品の紹介を通して、生前の師を知らない若い世代に、師の魂の偉大さを伝える努力をしてきました。どうか、このブログの師に関連する記事をあらためて辿ってみてください。
この度、私は大阪高松大司教区の前田万葉枢機卿様から神戸のカトリック中央教会の協力司祭を拝命しました。しかし、ホイヴェルス神父様の追悼ミサだけは今後も東京の四谷で続けてまいります。
第40回までは、生前のホイヴェルス神父様を知る世代の皆様が、師を懐かしみ追憶する会だったと思います。あれから7年、今は「偲ぶ会」の出席者の中に、生前の師を知らぬ世代からも、その遺徳に惹かれ、師の宣教師としての働きに学び、自らの信仰のあり方を考え、宣教の使命を見出そうとする信者さんが増えてきました。
今年も新たな思いで「偲ぶ会」に参加いたしましょう。宣教のため何ができるか、何を為すべきかを考える場としての「偲ぶ会」には、大切な使命があると思います。その使命を果たすことこそ、ホイヴェルス神父様が私たちに期待しておられることではないでしょうか。どなたでも参加できます。
記
第47回「ホイヴェルス師を偲ぶ会」
日 時 2024年6月9日(日) 午後3時~5時半 (ミサと懇親会 参加無料)
場 所 JR四谷駅(麹町口)1分 主婦会館(プラザエフ)3階「ソレイユの間」
(イグナチオ教会の真向かい・双葉女学校の隣り)
連絡先 Tel.: 080-1330-1212; john.taniguchi@nifty.com 谷口幸紀 神父