:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★  世界史の奇跡?=ユダヤ教とキリスト教の和解(そのー3)

2015-06-03 23:22:34 | ★ シンフォニー《イスラエル=ガリレア》

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 世界史の奇跡?=ユダヤ教とキリスト教の和解への道(そのー3)

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 シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」の感激と余韻がまだ冷めやらぬ翌朝

ローマ教皇フランシスコからこの集いに宛てられたあいさつが披露された

 

 

本物は一枚しかない これはコピーを写真に取り込んだもの それにしても何とも可愛い素朴なサインだ

 

教皇フランシスコはこう書いた 

私は この集いに参加したすべての皆様に挨拶を送り、精神的に皆様のそばにいることを約束します。

皆様の出会いが 兄弟としてのきずなを強め、

音楽の言語を通して、罪のない人々の叫びを世に知らせる熱意を深める機会となりますように。

私は、主がこの叫びを聴き、

苦しんでいるすべての人の苦痛を癒して下さるよう、あなたたちと心を一つにしてに願います。

そしてまた、人々の心が世界中の罪なき人々の叫びに対して開かれるように祈ります。

このような思いをこめて、平和と強さを祈念しつつ、皆様の上に神様の豊かな祝福を祈り求めます。

フランシスコ 

 

キコは この朝 思いがけないプログラムを発表した 

総勢300人ほどの参加者を たくさんの小さなグループに分けて 4つの質問に沿って話し合うことを提案したのだ

各グループは どうやら言語圏ごとに編成されたようだ 

 

ウイーンのシェーンボルン枢機卿が その関連の話をした

 

私はたまたま 英語を話すハンガリー人のラビたちと一緒のグループに割り当てられた

同じラビでも 左の若いのは進歩派 真ん中の髭は中道派

話し合いの中で二人の考えに大きな違いのあることが明らかになった ユダヤ教徒は一枚岩ではないのだ 

右のご婦人はラビの奥さん ご主人は他のグループに?

 

このグループも半分はカトリックで ブダペストの大司教がその中に居て 自然に座長になった

写真はないが 他に2人のカトリックのイタリア人がいた

質問の趣旨は 同じ唯一の神を信じる兄弟として

世俗化した神不在の現代社会に 如何にして神の愛と救いのメッセージを伝えるか と言うような内容だった

まずは 互いの自己紹介に多くの時間を裂いた 全体の持ち時間の殆どがそれで消えた

私の歴史 銀行マンからカトリックの神父への転向について ハンガリー人のラビ夫人が強く反応した

ラビの妻として 独身のカトリック司祭の私に向かって

情熱的で気性の激しいハンガリー娘と出会っていたら 彼女はあなたを一人にしておかなかったでしょうに と言った

言外に 「私のような」 という挑発的な意味が込められていた

 

 

なるほど 若い時に彼女のような娘と出会っていたら 捕まってしまったかもしれないな と思った

それほどの魅力を彼女は醸していた 

 

 昼食後 ドームスガリレアの敷地の外に出てみた 荒涼とした世界だった

   

左の方がガリレア湖の北にあたる 対岸はシリア方面  このあたり 春の初めまでは美しい緑だったろうが

今は黄色に枯れて 夏は暑い 自然が厳しいので 地表の草は棘でいっぱいだ

  

   

  

ここで一区切り この日の午後の内容豊かな展開は 次のブログに譲ることにしよう

(つづく) 

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