先週の古新聞の話題ですが、同僚と昼食を食べながら巨人軍のパレードの話をしました。
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「日本一おめでとう」巨人Vパレードに38万人
3年ぶり22度目の日本一に輝いた読売巨人軍の日本シリーズ優勝パレードが25日、東京・日本橋三越本店前から銀座8丁目の博品館前までのコースで行われ、原辰徳監督(54)やコーチ、選手たちが、ファンと喜びを分かち合った。晴天下の沿道には約38万人(主催者発表)が詰めかけた。ナインらは2階建てのオープンバス3台に分乗。幾重にも人垣が取り囲む中、約2・3キロをゆっくりと30分ほどかけて進み、「おめでとう」「最高!」という歓声に笑顔で手を振った。原監督は「ファンの人と間近に接することができ、お互い『ありがとう』という言葉をかけあえた。いろいろな苦労も、この銀座パレードで、来年への英気に変わった気がする」と語った。
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話題になったのは、38万人が巨人のパレードに歓声をあげたという点で、一体どうやってその人数を把握したのかという素朴な疑問です。例えば、野球場やロック会場等、ある程度閉鎖された空間であれば入場券等で人数の把握は可能だし、公園等では入り口でカウントするのであれば人数が判ると思うけれど、パレードのように沿道で見る人達の人数をカウントするのは素人が考えても難しいと思います。おそらく沿道の人口密度と、パレードを行う範囲の面積から割り出した数字ではないかというのが結論になりました。でも、実際はパレードを見る目的でない買い物客や、たまたまそこに居合わせた人達も含まれているだろうし、マスコミは大袈裟な報道を心掛けるので、水増しの数字になっている可能性もあります。正直、せいぜい発表された数字の半分くらいではないかという結論になりました。(それでも多いけれど)精確を期して日本野鳥の会の人達にお願いしてもいいが、眼精疲労と腱鞘炎になるのは間違いない。