キマグレ競馬・備忘録

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本「かくして冥王星は降格された」

2012年12月19日 | Book

アメリカ人の冥王星への愛着度が判る本。 日本人には、太陽系9番目の惑星としか認識が無い冥王星ですが、アメリカでは「冥王星の降格」は、大問題だったようです。何故かと言えば、この元惑星はアメリカ人が発見した唯一の惑星だったからで、ディズニーのキャラクターの名前としてもその名前が使われたほど「愛された星」だったからです。
この本では、降格させてしまった当事者の一人である著者が発見から惑星降格までの経緯と、何故冥王星が惑星として相応しくないか、冥王星はアメリカ人にいかに愛されていたかを紹介しています。冥王星は日本人には馴染みが薄い星ですが、実はエピソードに溢れた魅力ある星だったようです。
現在、NASAの探査機が冥王星に向かっており、数年後にその全体像が明らかになるそうです。打上げた時は、「惑星」に向かっていたはずの探査機ですが、残念ながら「惑星探査機」の座からも降格されてしまいました。


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