起木神社(おきぎじんじゃ)。起木天神社とも、起樹天満宮ともいう。祭神:菅原道真公。
場所:静岡市駿河区丸子6625。国道1号線「赤目ヶ谷」交差点から北側の側道に入り、約500m。臨済宗妙心寺派「長源寺」の奥にある。駐車スペースあり。
建久6年(1195年)、上洛のため源頼朝が当神社の前を通るというとき、紅梅の大樹が道の中央に倒れていた。頼朝は、通行の妨げとして伐採を命じた。ところが、倒れていた梅の木は、その夜のうちに元通り起き上がった。以来、当神社を「起木天神社」あるいは「起樹天満宮」と称した、という。残念ながら、その「起き木」は枯れてしまったが、その一枝は今も当神社に納められているそうである。
なお、菅原道真公が紅梅を愛したことから、かつては当神社の境内には百本以上の紅梅が植えられていたといい、そもそも「赤目ヶ谷」という地名は、元々「赤梅ケ谷」と称していたのが訛ったものという。
写真1:「起木神社」鳥居。扁額は「起樹天満宮」となっている。
写真2:境内には梅が植えられている。社殿の横にある石碑は、日本紅茶の祖という多田元吉翁の顕彰碑。
写真3:社殿
場所:静岡市駿河区丸子6625。国道1号線「赤目ヶ谷」交差点から北側の側道に入り、約500m。臨済宗妙心寺派「長源寺」の奥にある。駐車スペースあり。
建久6年(1195年)、上洛のため源頼朝が当神社の前を通るというとき、紅梅の大樹が道の中央に倒れていた。頼朝は、通行の妨げとして伐採を命じた。ところが、倒れていた梅の木は、その夜のうちに元通り起き上がった。以来、当神社を「起木天神社」あるいは「起樹天満宮」と称した、という。残念ながら、その「起き木」は枯れてしまったが、その一枝は今も当神社に納められているそうである。
なお、菅原道真公が紅梅を愛したことから、かつては当神社の境内には百本以上の紅梅が植えられていたといい、そもそも「赤目ヶ谷」という地名は、元々「赤梅ケ谷」と称していたのが訛ったものという。
写真1:「起木神社」鳥居。扁額は「起樹天満宮」となっている。
写真2:境内には梅が植えられている。社殿の横にある石碑は、日本紅茶の祖という多田元吉翁の顕彰碑。
写真3:社殿