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「ALWAYS 三丁目の夕日 64」 山崎貴監督 ××××× PP ハイライトほか
シリーズ3作目で、1964年の東京オリンピックの時代です。鈴木オートを中心に作家の茶川(吉岡秀隆)一家の出産や旅立ち、六ちゃん(堀北真希)の恋と結婚などの出来事が繰り広げられます。山崎監督の昭和再現技も3作目になると新鮮さも薄れてきました。ストーリー的にもこれがラストでしょうね。個人的にはこの作品での堤真一は好みなんですけど。
タバコ的には大問題で、さっそく「汚れた灰皿賞」確定です。吉岡秀隆、堤真一という主役級がたびたび喫煙し、なんと医者役の森山未来まで喫煙、確かに当時は医者も喫煙していたかもしれませんが、無償医療をしているような医者とタバコは合わないです。また、水商売の女性たちも喫煙していました。本物の新生児を吉岡が抱きあげるシーンがありましたが、残留タバコ煙にさらされて大変かわいそうでした。乳幼児突然死を監督はご存じないらしいですが恐ろしいことです。
PPとしては堤が近所のタバコ屋でハイライトを買う場面があり、64年のオリンピック記念タバコのポスターは何度も何度も登場していました。
(沖縄・シネマQにて)