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「ゾッキ」 竹中直人、山田孝之、斎藤工監督 ✗✗
漫画家大場裕之の初期の作品「ゾッキA」と「ゾッキB」の30本の短編からエピソードを組み合わせ3人の監督が1本の作品に仕上げました。
ワケアリで故郷蒲郡の実家に戻ったりょうこ(吉岡里帆)と祖父(石坂浩二)との何気ないやり取りから話は始まります。が、あれこれの物語が登場し最終的には「秘密を持った人たち」が社会の中でそれぞれ色々ありながら暮らしていてすれ違っても気が付かないけどお互いにまあ生きていこうか・・・。といったような感じです。
見どころはキャストの豪華さ、で石坂はじめ松田龍平、國村隼、鈴木福、竹原ピストルなども登場します。若いところでは森優作と伴くんを演じた九条ジョーが印象に残りました。
タバコは、あちこちのエピソードで喫煙場面があって、原作が古いから仕方がないかもしれませんがコロナの時代にまだタバコかよ、って感じは否めません。タバコのフィルターなどのプラゴミも海洋汚染してるし、映画界は時代の変化を考えていないのかね。(✗✗)