四国の最高峰「石鎚山」と第二位の高峰「剣山」の登山に出掛けた。どちらも日本百名山の山である。初日は石鎚山。雨、悪天候だ。名物のクサリはパスして、神社のある弥山山頂へ。この日は山頂小屋に泊り。結構おいしい食事が出る。夕方は、弥山でお祈りをする。ここはシーズンは、神社の方が常駐している。(写真は、翌朝天狗岳から撮ったもの)
翌朝は、強風だがいい天気。瀬戸内海が一望だ、さすが四国一の高さだけある。(写真)
朝飯前に、最高峰の天狗岳(写真)に登る。初めて見ると圧倒される山だ。ほんとに登れるんかいなと心配になる。
強風の吹く中、ガイドさんとともにリッジを登る。(写真)リッジというのは、尖っていて両側が切れ込んでいる場所をいう。落ちればもちろん命はないだろう、岩登りである。
二、三箇所は緊張する岩場があったが、無事山頂へ。山頂は狭いため、順番で写真を撮る。(写真)
そして、下りは、岩が乾燥してきたため、鎖を登る。正確に言うと、一旦脇道から降りて、空身でクサリを登り、また脇道から降りるというものだ。私は、左肘を少し痛めていて、登らないつもりだったが、みんな登るため、私もと、二のクサリに挑戦。足場の見つからない場所は、腕力で登るしかないが、一、二箇所だけは腕力で登る。そして何とか登りきる。二のクサリと三のクサリがは高さが60m以上ある長いクサリだ。江戸時代からあるクサリは、登山ではなく、修行の場だそうだ。
下の建物のそばから、上の人が小さく見えるところまで、二のクサリが続いています。長い!
午前中に成就社まで下り、ロープウエーで下山。午後からは一旦高速に乗り、次の山「剣山」に向かう。明日に続きます。